DeNAの無料通話アプリ「comm」のCM発表会の模様…吉高由里子さんも太鼓判

DeNAでは、好スタートを切った「comm」の普及を図るため、11月16日よりテレビCM「commデビュー」篇を全国で放送開始する。CMキャラクターとして、女優の吉高由里子さんを起用する。同社では、スマートフォンを利用している20代女性に利用してほしいとの理由から、女性からの支持も高い吉高さんを起用したとのこと（関連記事）。

今回の発表会では、テレビCMの内容が放送されたほか、「comm」のCM放送のお披露目、ゲストとして登場した吉高さんによるCMの紹介、トークセッションなどが行われた。今回の記事では、発表会の模様をお伝えしよう。

■守安功代表取締役社長

まず、DeNAの守安社長が登壇した。DeNAでは、10月23日に「comm」のサービスを開始して以来、当初の想定を超えるユーザーが使っているとその手応えを示した。今回、CM放送を開始した経緯について、通話品質の高いアプリに仕上がっているため、一度でも良いからまず利用してもらいたいと考えため、と説明。「comm」は、新卒から入社1年目、2年目の若手社員が開発を担当しており、チームの責任者も3年目の社員とのこと。

■山敷守comm戦略室室長

続いて山敷守comm戦略室室長が登壇し、「comm」のサービス概要の説明を行った。アプリを開発した経緯は、大きく2つあり、ひとつは無料通話への強いニーズがあったことをあげた。2つ目の理由として、無料通話アプリに対する不満があったとのこと。接続状態の悪さや音声品質が悪く、現状のアプリにユーザーが満足していないと考え、アプリの企画・開発に着手したという。

実際、リリースしてみたところ、リリース初日にApp Storeの無料アプリランキングで1位を獲得した。ユーザーからの評価として、音声品質に対する評価が高く、無料通話でもしっかり使えると好評だった。ネット調査でも評価は上々のようだ。LINEやカカオトークなど他のサービスに比べて、相手に確実につながることや、雑音が聞こえないこと、音声がクリアーに聞こえることなどの点で高く評価されたことが示された。

このほか、トークとメッセージ機能、複数人数でのトークが楽しめる。特にスマートフォンを使っていないユーザーにもメッセージを送ることができるほか、写真のシェアなども簡単にできるという。

■吉高由里子さんが登壇

続いて、CMキャラクターの吉高由里子さんが登壇した。登場する直前、壇上の山敷氏が吉高百合子さんに「comm」で実際に通話し、音声品質の良さをアピールした。

吉高さんは、「comm」をすでに使用しており、「音声もクリアで不便なく使えました。通話についても、大事な話の途中で切れることがないため、満足しています。人に紹介するのが惜しいくらいです」と感想を語った。店などで使用したところ、店内のBGMが相手に聞こえるほどだったという。

また、通話以外のアプリの使い方については、「マネージャーや友だちに紹介して、やり取りを始めたばかりだが、仲のいい人は決まっているのでグループメールを使っています。絵文字もコミカルで非常に良いです」と語り、通話以外の機能にも満足しているという。

将来的な使い方として、海外の友人におすすめしたいとのことだった。吉高さんは、仕事の関係上、毎年海外に行く機会や、海外友人ができる機会があるため、「海外の友人にアプリをオススメして無料でお話を楽しみたい。心強いアプリになっていくと思います。」と語った。

なお、吉高さんは自身が出演したCMについては、「まだちゃんとみていない」とのこと。発表会の場で初めて見たが、「ちょっと恥ずかしいです。先週撮影したばかりで、撮影から編集、放送までこんなに短いスパンのCMは初めて。CMに勢いがあり、アプリもすごい勢いで浸透したらいいなと思います。頑張って宣伝していきます。」と今後の意気込みを示した。