IT系求人・転職サイト『IT転職ナビ』を運営するワークポートは、2012年10月のデザイナー職の採用動向について、求人数が前月比40%減と停滞気味だったと発表した。
ただし、地方求人は前月までの勢いを維持しており、特に大阪や福岡の採用は活発に行われているという。またEC企業・事業会社の採用が活発化しており、自社サイトやクライアントサイトを問わず多くの求人が見られたようだ。とりわけ、ECサイトは多数あり、これを自社サイトをソーシャルメディアに展開する企業が追随しているとのこと。
また、デザイナー職の採用に際して、今最も重視されているのは「ソーシャルメディアと親和性があるデザインか否か」にあると指摘している。情報発信のスピードが速いソーシャルメディアでは、変化に即応できる柔軟性が重要で、経験年数に不安がある場合も、自身のデザインスキルが求められているものに近ければ十分チャンスがある、としている。
今後の見通しについて、地方求人の活発になる状態が続くとの見方を示した。そのため、地方に住んでいる人や、Uターン・Iターンでの転職を考えている場合は転職の好機となるという。
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