創通の第1四半期は営業益39%増…「ガンダム」のソーシャルゲームが寄与

創通<3711>は、この日(1月8日)、第1四半期(9~11月期)の連結決算を発表し、売上高50億6900万円(前年同期比23.6%増)、営業利益8億3200万円(同38.8%増)、経常利益8億4600万円(同38.8%増)、四半期純利益4億8400万円(同41.2%増)となり、前年同期比で20%を超える増収増益を達成した。

 

 

「ガンダム」シリーズのソーシャルゲームに関連する版権収入や、広告収入が伸びたことが主な要因だった。セグメント別の状況は以下のとおり。

■メディア事業は、売上高39億9800万円(前年同期比18.0%増)、営業利益3億0900万円(同17.2%増)だった。「ガンダム」シリーズのソーシャルゲームに係る広告収入のほか、「スーパーロボット大戦OG」シリーズのゲームに係るプロモーション受託収入といったキャラクターグッズの広告・プロモーションが好調に推移したことが主な要因。

また、「それいけ!アンパンマン」「カードファイト!!ヴァンガードアジアサーキット編」「ジュエルペット きら☆デコッ」「イクシオンサーガDT」「神様はじめました」「BTOOOM!」などのプロデュースを実施した。

 

■ライツ事業は、売上高10億4500万円(同48.2%増)、営業利益5億4500万円(同50.7%増)だった。「ガンダム」シリーズのソーシャルゲームに係る版権収入が順調に推移し、タイトル数の少ない前年同期に比べ売上高が増加した。「ガンダム」シリーズ以外の版権収入も積極的なコンテンツ投資の継続効果により、前年同期に比べて増加した。

 

■2013年8月通期の予想

2013年8月期は、売上高184億円(前期比1.4%増)、営業利益23億6000万円(同14.3%z)、経常利益24億円(同14.7%減)、当期純利益13億4000万円(同9.1%減)を見込む。従来予想からは変更はないとのこと。

 

株式会社創通
https://www.sotsu.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社創通
設立
1965年10月
代表者
代表取締役社長 難波 秀行
決算期
3月
企業データを見る