CAリワード、ゲームアプリに特化した課金分析ツールの提供開始…広告効果がより精緻に分析可能に

サイバーエージェント<4751>の子会社CAリワードは、スマートフォン向けゲームアプリに特化した課金分析ツールの提供を開始した。 このツールは、スマートフォン広告の効果測定ツールのひとつで、広告配信面別の課金ユーザー数や平均課金額、課金率などが計測できる。従来、広告主がスマートフォン広告を出稿する際、広告配信面別の課金傾向を正確に把握することは困難だったが、このツールにより、広告効果をより精緻に分析することができるという。 レポートの閲覧権限は、(1)広告主のみ、(2)代理店・広告主のいずれかに選択できる。広告主のみとした場合、代理店は計測データを閲覧することができなくなり、最重要指標である課金額を外部開放することなく運用できる。(2)代理店・広告主」を設定すると代理店・広告主ともに計測データが閲覧できる。 なお、ツールを利用するにあたって、iOS・Androidともに端末ID(UDIDやIMEI、MACアドレス等)は一切使用しない。また、Androidの場合、ネットワーク通信以外のパーミッション追加は不要とのこと。  

  なお、ツールで把握できる項目は以下のとおり。 ■レポート抽出条件: ・成果地点:インストール、チュートリアル完了、会員登録など(複数設定可能) ・流入経路:広告経由(広告全体、ネットワークおよびメディア単位)、広告経由以外 ・分析期間:獲得してからのレポート対象期間 ・表示形式:日別、月別での表示 ■レポート表示項目: ・予算:日単位、ネットワーク単位で設定 ・インプレッション数:広告の露出(掲載)回数 ・CTR(Click Through Rate):クリック率 ・CVR(Conversion Rate):コンバージョン率 ・インストール数(登録数):対象となる広告のインストール数(登録数) ・CPI(Cost Per Install):1インストールあたりの獲得単価 ・CPA(Cost Per Action):1登録あたりの獲得単価 ・課金数:課金の合計件数 ・課金金額:課金の合計金額 ・回収率:広告出稿費からの課金回収率 ・課金率:獲得したユーザーの課金転換率 ・課金ユーザー数:課金を行ったユーザーのユニーク数 ・ARPU(Average Revenue Per User):獲得したユーザー1人当たりの平均課金金額 ・ARPPU(Average Revenue Per Payed User):課金ユーザー1人当たりの平均課金金額