サイバーステップ<3810>が本日(4月11日)発表した第3四半期累計(6月-2月)の連結業績は、売上高8億9800万円(前年同期比22.0%減)、経常利益4900万円(同79.1%減)、四半期純利益600万円(同96.5%減)だった。
北米子会社が「ゲットアンプド2」や「コズミックブレイク」の運営を開始したほか、中国で「ゲットアンプド2」のサービスを開始したものの、ロイヤリティ売上の減少が響いたようだ。前年同期には、アジアの複数の国・地域で新規タイトルのサービス開始に伴い、ライセンス収入が大幅に増加しており、その反動が出た格好だ。
5月通期は、売上高11億円(前期比26.3%減)、経常損益6900万円の赤字(前期2億6500万円の黒字)、当期純損益1億0400万円の赤字(同1億9400万円の黒字)を見込む。従来予想からは変更なし。
なお、営業利益、経常利益、当期純利益、営業キャッシュ・フローをプラスにすることができたものの、通期予想では赤字になる見通しのため、依然として、継続企業の前提に関する重要事象などの存在を完全に払拭するには至っていない、とのこと。