エイティング<3785>は、本日(4月12日)、第2四半期累計(10月-3月)の連結業績を大幅に上方修正し、売上高11億2600万円(前回予想9億0900万円)、経常利益1億5900万円(前年同期300万円の赤字)、四半期純利益7300万円(同3200万円の赤字)とした。
同社では、主力事業のゲームソフト開発事業で、受託案件の開発が順調に進んだことで売上が前倒しで計上されたほか、販管費を抑制したことやオンラインゲームの運営開始の遅れに伴う原価負担が減ったことが主な要因としている。ただ、原価は想定よりも増えた。
また、エイティングでは、東北地方太平洋沖地震の影響については開発の進ちょくに若干の遅れが生じたが、受託済み案件の影響は少ないとのこと。電力不足への対応として、札幌スタジオとエイティング沖縄への開発機能の分散化を図っているという。
なお、2011年9月通期の予想については変更していない。