NTTドコモの100%子会社のドコモ・ドットコムは、『ソーシャルアプリ利用実態調査』を実施し、その結果を発表した。
この調査は、2010年11月26日から12月8日までマクロミルによるインターネットを使ったアンケート調査で、対象は16~46歳の男女。有効回答数は2092件だった(画像をクリックすると拡大)。
それによれば、mixi、GREE、モバゲータウンにおいてアプリ・ゲームの1ヶ月あたりの利用頻度を聞いたところ、いずれのSNSでも半分以上のユーザーが「ほぼ毎日利用している」と回答した。平均しても1ヶ月あたり20~22日利用しているという。属性による差が現れたのはGREE で、「ほぼ毎日利用している」の回答者は10代男性が38%と低い一方で、20代女性は75%となった。
また、ソーシャルアプリに対する意識については、いずれのSNSでも「ワンボタンでできるようなシンプルなもの」「空き時間等で手軽にできるもの」「映画や動画の質にはそこまでこだわらないが、通信時間が短いもの」の割合が高く、ドコモ・ドットコムでは、ライトさを求める傾向が見られる、と指摘している。また「人との関わりがある方がいい」と考える人は少なく、最も多かったmixiでも46.1%と半数に満たなかった。