日本ファルコム<3723>は、2月13日、同社の経営資源を最大限に活用した新規事業を創出することにより、新たな成長を目指す「イノベーションユニット」を設立するとともに、責任者として石川雅生氏を招聘したことを明らかにした。
同社は、「軌跡」シリーズや「イース」シリーズのRPGを中心としたパッケージゲームの制作、販売を行っており、近年では、家庭用ゲームソフト市場においてファン層の拡大に成功し、今年は最大の期待作「英雄伝説 閃の軌跡」の発売を予定するなど、優良なメジャーコンテンツを多数抱えている。
今回設立した「イノベーションユニット」は、これまで築きあげた経営資源を最大限に活用し、スマートフォンなどのモバイル、タブレット、パソコンなど様々なネットワークを介したゲームコンテンツの自社制作、自社運営などの事業に本格参入する。
今回招聘された石川氏は、ゲームアーツで「グランディア」などの開発に従事したほか、ジー・モードで「テトリスシリーズ」、テトリスオンライン・ジャパンではオンラインPCサイトの運営、ダーツライブゲームズではソーシャルゲーム「はじめの一歩」や「銀河英雄伝説」のプロデュースを手がけるなど豊富な経験と実績を有している。
会社情報
- 会社名
- 日本ファルコム株式会社
- 設立
- 1981年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 近藤 季洋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高25億3300万円、営業利益14億6000万円、経常利益15億7300万円、最終利益10億2700万円(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3723