![]()
カプコン<9697>は、本日(4月19日)、日本とアジア地域でのスマートフォン向けソーシャルゲームの開発・配信を行う子会社ビーライン・インタラクティブ・ジャパンを設立すると発表した。
カプコンでは、これまで欧米の子会社を中心に海外向けスマートフォン向けソーシャルゲーム『Smurfs' Village』、『ZombieCafe’』、『Lil’ Pirates』を配信し、3 タイトルのダウンロード数は合計1500 万件を超えるなど早期のビジネスの確立に成功。今回、日本とアジア地域を対象にしたスマートフォン向けソーシャルゲームの専門の子会社を設立することにしたようだ。
今回の新会社は、家庭用ゲームの顧客層とは異なるライトユーザーの獲得が目的となるため、カプコンの人気ブランドを掲げたゲームではなく、「ビーライン」ブランドとして、オリジナルコンテンツを配信する、としている。欧米でのコンテンツについても「ビーライン」ブランドにする。コンシューマやオンラインゲーム事業に次ぐ第2 の柱の構築を目指すとのこと。
また、これに伴い、子会社の商号も変更する。米国子会社「カプコン・インタラクティブ」を「ビーライン・インタラクティブ」に、カナダ子会社「カプコン・インタラクティブ・カナダ」を「ビーライン・インタラクティブ・カナダ」とする。北米を中心に欧州、日本の3ヵ所に開発拠点を設立し、グローバルでの投入タイトル数を増強する方針。
なお、ビーライン・インタラクティブ・ジャパンの代表取締役社長は、世 古学 氏で、資本金は3000万円。発行済み株式総数は3000株で、カプコンが全額出資する。