【GooglePlayランキング】人気の新着ゲーム無料TOP50（3月31日版）…GooglePlayへIPタイトルが続々リリース。市民権を得たことを決定づける。

ーLINEゲーム、6週連続1位獲得から見える戦略

LINEゲームは2/20から6週連続で1位を獲得していることから（『LINE まちがい探し』→『LINE ウィンドランナー』→『LINE ドラゴンフライト』）、間断なくGooglePlay1位を獲得する戦略を固めた模様だ。恐らく今後毎月3本前後をコンスタントにリリースしていくのではないだろうか。

【今週の新作タイトル】

ー"アプリの別ファイル出し直し"が集客方法として定着の予感

今週の新着TOP50のうち、新作タイトルは下記の6本だ。

・『大激闘!キズナバトル』（マイネット）

・『エア・ギア』（メディアドゥ）

・『幽☆遊☆白書』（メディアインクルーズ）

・『[モバ７]麻雀物語』（DeNA/バタフライ）

・『[GP]南国育ち 1st vacation』（GREE/コムシード）

・『黄門さま伝説』（DeNA/リアルスタイル）

マイネットの『キズナバトル』は、旧バージョンをリニューアルしたもので、GooglePlayに別ファイルで出し直したタイトルとなり、前週のポケラボ『運命のクランバトル』同様の施策だ。前週今週と、有力パブリッシャーから出し直しが続いていることから、今後は当手法が定着する可能性が高い。

ただし、GooglePlayではレギュレーション違反に抵触する可能性があるため注意が必要だ。

※マイネット及びポケラボは、ユーザにはあくまでも新バージョンへの移行を促した上でのリニューアルになっているためGooglePlayでのレギュレーション違反には該当しないのかもしれないことを付記させて頂きます。

【注目タイトル】

ーGooglePlayへIPタイトルが続々リリース。市民権を得たことを決定づける。

今週は

・『エア・ギア』（メディアドゥ）

・『ロックマン クロスオーバー』（カプコン）

・『カードファイト!! ヴァンガード 惑星大戦』（ブシロード）

・『幽☆遊☆白書』（メディアインクルーズ）

にフォーカスをあててみたい。

4つの共通点はいずれもアニメ化されているほどのIPタイトルと言う点だ。半年前の10月の新着ランキングを見てみると、アニメ化されたほどのIPタイトルは1本も入っていなかった。

筆者の感覚値だが、GooglePlayストアの上位タイトル（100位以内）の売上は半年前の2倍以上になっていると思われ（スマホの普及率向上・パズドラユーザ増加によるネイティブゲームの一般化・アドネットワークなどの広告手法の多様化などが要因だろう）、結果としてGooglePlayに有力IPタイトルを投入することが必然の流れになりつつある。

有力なIPタイトルが増えれば、ユーザがGooglePlayのゲームを楽しむ機会も増え、さらに市場規模は拡大するだろう。スマホの普及率はまだ50%と想定されることから、GooglePlayが本格化前夜とも言え、今後一層ビジネスチャンスが期待できる。

■執筆者紹介

小原 聖誉

国内初のネイティブソーシャルゲームに特化した集客スタジオ、株式会社AppBroadCast代表。

2001年からモバイルゲーム業界に携わり、ゲームポータルの立ち上げを経て、ゲームを中心としたモバイルコンテンツ企業の集客支援ビジネスを手掛けている。

AppBroadCastコーポレートWEB：http://appbroadcast.jp

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