マイクロアドは、4月2日、ディスプレイ広告の統合管理プラットフォーム「MicroAd BLADE」をオープン化し、「BLADE Open App Market」を創設したと発表した。
今回、「BLADE Open App Market」というマーケットを構築することで、提携するアドテクノロジー事業者は、「MicroAd BLADE」のプラットフォームを使用して、「MicroAd BLADE」を導入する4500社(3月末時点)の広告主に向けて、各社の広告ソリューションを提供することができる。
マイクロアドによると、現在、アドテクノロジー業界には、広告ソリューションを開発するアドテクノロジー事業者が多数存在している。広告主が複数の広告ソリューションを導入する場合、自社で運営するサイトを広告ソリューションごとに接続しデータ連携を行う必要があり、広告主に大きな負荷がかかっていた。
今回、提携するアドテクノロジー事業者と「MicroAd BLADE」を導入する広告主が自由に取引できるようにすることで、双方の利便性が広がりディスプレイ広告市場の発展につなげていくとのこと。
なお、マイクロアドは、中立かつ公正で開かれたマーケットの実現を目指すため、各アドテクノロジー事業者との連携規約や各種ガイドラインを整備し、より健全で透明性の高いディスプレイ広告配信環境の実現を目指す、としている。
■広告主のメリット
(1)管理画面から各アドテクノロジー事業者の提供サービスを選択し、スムースに導入する事が可能
(2)多様な選択肢の中から、マーケティング課題に合わせたソリューションを選択する事が可能
(3)複数社が提供する同じ種別の広告ソリューションを同時利用し比較することも可能
■アドテクノロジー事業者のメリット
(1)「MicroAd BLADE」は、広告主が運営するサイトと既に接続されているため、広告主側との実装テストの手間が少なく、短期間でソリューションを提供する事が可能
(2)「BLADE Open App Market」への参加は原則無料
■関連サイト
BLADE Open App Market
MicroAd BLADE
マイクロアド