インタースペース、第3四半期は営業益4.22億円…通期進ちょく率は56.3%

インタースペース<2122>は、本日(8月6日)、第3四半期の連結決算を発表しており、売上高114億1700万円(前年同四半期比29.4%増)、営業利益4億2200万円(同0.3%減)、経常利益4億2500万円(同1.3%増加)、四半期純利益1億6100万円(同7.1%減)となった。     同社によると、主軸のインターネット広告事業の「提供サービスの拡充と拡販」、メディア運営事業の「収益改善」、新規市場となる「グローバルの展開加速」の3つの目標を掲げ、事業拡大に取り組んだ、としている。また中国上海に続く海外進出の2か国目となる、インドネシアのジャカルタに現地法人設立を発表し、早期営業開始に向け準備を進めたとのこと。 決算短信には定性情報に関する記述が少ないため、どういった変動要因があったのか率直にいってわかりづらいのだが、損益計算書を見てみると、売上高が30%近い伸びとなったものの、売上原価が同34.1%増、販売及び一版管理費が同15.9%増となるなどコストが圧迫したため、営業利益は横ばいとなった。 ただし、四半期ごとの売上高、営業利益を見ると、今期に入ってから2四半期連続でQonQでプラスとなっている。     ■2013年9月期の見通し 2013年9月期は、売上高146億1600万円(前期比18.1%増)、営業利益7億5000万円(同33.6%増)、経常利益7億5000万円(同35.0%増)、当期純利益3億6600万円(同119.5%増)を見込む。通期予想に対する進ちょく率は、売上高78.1%、営業利益56.3%、経常利益56.7%、当期純利益44.0%にとどまった。  
株式会社インタースペース
https://www.interspace.ne.jp/

会社情報

会社名
株式会社インタースペース
設立
1999年11月
代表者
代表取締役社長 河端 伸一郎
決算期
9月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2122
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