【JEITA調査】4月の移動電話国内出荷台数は108万台。単月のスマホ比率は8.2%と4ヵ月連続のマイナス…夏モデル発売前などが原因

電子情報技術産業協会(JEITA)は6月10日、2014年4月の移動電話国内出荷台数が108万8千台、前年同月比108.8%になったことを発表した。このうちスマートフォンは8万9千台(前年同月比26.6%)、単月のスマートフォン比率は8.2%と4ヵ月連続のマイナスとなった。

キャリアのインセンティブが3月末で終了したことや、夏モデル発売前のためにスマートフォンは大幅なマイナスとなったようだ。一方でスマートフォン以外では好調な企業業績が反映され、移動電話国内出荷台数としては前年同月比プラスに。2014年4月の携帯電話は104万1千台(前年同月比121.3%)、2014年4月の公衆用PHSは4万8千台(前年同月比33.3%)である。



なお、この調査には、NECインフロンティア、NECカシオモバイルコミュニケーションズ、京セラ、シャープ、ソニーモバイルコミュニケーションズ、パナソニックモバイルコミュニケーションズ、日立国際電気、富士通、セイコーインスツル、ナカヨ通信機、日本無線の合計11社が参加している。