7月29日の主なネット・ゲーム関連企業の決算発表…コロプラが第3四半期、ガンホーが第2四半期、任天堂が第1四半期決算を発表

ガンホーは、『パズル＆ドラゴンズ』の足元推移がどのようになっているのかに最も関心が募る。さらにこのところアプリストアランキングで上位に顔を出すことが増え、CMも展開する『サモンズボード』がどの程度育ってきているのかも気になるところだ。業績面で見ると、四半期推移（QonQ）での増収増益基調が維持できたかどうかがポイントだろう。

コロプラは、第2四半期（10～3月）までは新作アプリの貢献がほぼなく、その中で増収増益推移となっていたが、この第3四半期から新作3タイトル（『東京カジノプロジェクト』『Rumble City』『バトルガール ハイスクール』）が本格的に寄与してくる。その一方で、これら新作タイトルなどを中心にCMを展開しており、広告宣伝費を含めた費用面への影響も大きくなってきていることが予想される。『バトルガール ハイスクール』はアプリストアランキングでトップ30圏内での推移が続くなど、好調なだけに第2四半期までと状況がどの程度変わっているのかをじっくりと見極めたい。

最後に任天堂は、突然の訃報はあったものの、まずは現行の事業戦略を継続していく方向性にあるのかどうかが注目されるポイントだ。特にDeNA<2432>とのスマートデバイス向けゲームアプリの展開は市場の関心も高いだけにしっかりと確認したい。
 

コード	会社名	決算期末	種別
2491	バリューコマース	12月	2Q
3064	ＭｏｎｏｔａＲＯ	12月	2Q
3633	ＧＭＯペパボ	12月	2Q
3668	コロプラ	9月	3Q
3695	ＧＭＯリサーチ	12月	2Q
3765	ガンホー	12月	2Q
6026	ＧＭＯ　ＴＥＣＨ	12月	2Q
6094	フリークアウト	9月	3Q
7974	任天堂	3月	1Q
9412	スカパーＪＳＡＴHD	3月	1Q
9437	ＮＴＴドコモ	3月	1Q