サニーサイドアップ、15年6月期は3.3億円の最終赤字に 「bills」海外店舗の伸び悩みや円安による減価高騰、「bills」ハワイ店舗の減損処理で

サニーサイドアップ<2180>は、8月18日、2015年6月期の連結を発表し、売上高119億4000万円(前の期比4.0%減)、営業損益8800万円の赤字(前の期5100万円の黒字)、経常利益8300万円(同45.5%減)、最終損益3億3000万円の赤字(前の期700万円の赤字)だった。

 


同社では、カジュアルオールデイダイニング「bills」の海外店舗の利益貢献の伸び悩みや、SP・MD事業において予想以上に急激な円安が進んだ結果、製造原価が高騰したことにより各案件の利幅が減少したという。さらに当初高収益を期待していた一部の大型案件において一時的に大きく費用が発生したことも減益要因となったという。また、最終損益は赤字となったが、「bills」のハワイ店舗に関して減損処理(3億1300万円)を行ったことが響いたという。

2016年6月期は、売上高120億0800万円(前期比0.6%増)、営業利益1億4700万円(前期8800万円の赤字)、経常利益1億6600万円(同99.3%増)、最終利益8800万円(同3億3000万円の赤字)と増収・黒字転換を見込む。