デジタルハーツ、「Unity」の日本における品質管理協力企業に選定…ゲームエンジンの品質管理に関する総合サポートを実施

ハーツユナイテッドグループ<3676>子会社のデジタルハーツは、7月21日、マルチプラットフォーム向け統合開発環境Unityを提供するユニティ・テクノロジーズ・ジャパンと、Unityの日本における品質管理協力企業として、品質管理に関する総合サポートを実施すると発表した。品質管理に関する総合サポートを実施することとなり、すでにUnity独自の検証方法や、今後の体制構築に向けた取り組みを開始しているという。

デジタルハーツは、ソフトウェアの不具合をユーザー目線による動作テストを通じて検出・報告する「デバッグサービス」を提供しており、主にコンシューマゲームやモバイルアプリなどを対象に実績を積み、昨今では、業務システムや金融関連システムをはじめ、自動運転の技術開発が加速している自動車等の分野においてもサービス提供の対象領域を拡大し、多様な製品を対象にデバッグの実績を積んできた。

一方、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、全世界550万を超える登録デベロッパーを持つ2D/3Dインタラクティブコンテンツ製作のための革新的な開発プラットフォーム「Unity」を開発・提供するUnity Technologiesの日本支社。UnityはPC、Web、スマートデバイスやゲーム機など12以上のプラットフォームに向けた開発を一手に行える制作環境で、ゲーム開発のみならず医療、建築や音楽、訓練用シミュレーションの分野においても幅広く利用されている。

特にUnityを使ったモバイルゲームは、全世界のモバイルゲーム売上ランキング上位1,000タイトルのうち30%以上を占めている。さらに、昨今では、VR(仮想現実)ヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」向けのアプリ開発の90%にUnityのエンジンが用いられるほか、AR(拡張現実)を利用したアプリ開発にもUnityの活用が進むなど、Unityを活用したVR/AR向けのゲーム開発の流れとともに、その活用シーンはますます拡大している。
デジタルハーツ

会社情報

会社名
デジタルハーツ
企業データを見る
株式会社デジタルハーツホールディングス
https://www.digitalhearts-hd.com/

会社情報

会社名
株式会社デジタルハーツホールディングス
設立
2013年10月
代表者
代表取締役会長 宮澤 栄一/代表取締役社長CEO 筑紫 敏矢
決算期
3月
直近業績
売上高365億1700万円、営業利益30億円、経常利益31億5200万円、最終利益7億9900万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3676
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