VOYAGE GROUP、第3四半期の最終利益は31%増の11.08億円…ログリー株式一部売却で5.41億円の特別利益

VOYAGE GROUP<3688>は、7月30日、第3四半期累計(2017年10月~2018年6月)を発表し、売上212億7200万円(前年同期比8.3%増)、営業利益11億6000万円(同29.4%減)、経常利益12億4900万円(同26.3%減)、最終利益11億0800万円(同31.7%増)だった。

 


営業減益となったが、「fluct」で取引先媒体の精査による媒体売上高の減少があったことに加え、ポイントメディアで採算性の低いポイント交換売上高の比率上昇、インキュベーション事業における人員増などを行ったことが主な要因だったようだ。

また、最終利益は伸びたが、これは持分法適用関連会社であったログリーの株式を一部売却し、関係会社株式売却益5億4100万円を含む特別利益を計上したことによる。

続く2018年9月通期は、売上高300億円(前期比15.9%増)、営業利益12億円(同33.6%減)、経常利益12億円(同35.6%減)、最終利益10億5000万円(同9.6%減)を見込む。最終利益予想を7億円から3億5000万円引き上げた。