KLab、2018年12月期の業績予想を下方修正…新作の完成度を高めるためリリース時期を一部変更

KLab<3656>は、本日(8月7日)、2018年12月通期の業績予想を下方修正し、売上高300億円~350億円(前回予想335億円~385億円)、営業利益27億5000万円~42億5000万円(前回予想37億5000万円~62億5000万円)、経常利益27億5000万円~42億5000万円(同36億5000万円~61億5000万円)、最終利益16億円~26億円(同23億5000万円~42億円)とした。

新しい業績予想のレンジ上限で見ても、一転して減益予想となった。

従来予想からの修正率は、売上高が14.3%減~10.4%減、営業利益が32.0%減~26.7%減、経常利益が30.9%減~24.7%減、最終利益が38.1%減~31.9%減となる。

 


同社では、下方修正の理由について、開発中の新作タイトルについて、昨今の市場環境・動向に鑑み、より完成度を高める必要があると判断し、期首に想定していたリリース時期を一部変更した、としている。


[修正後業績予想の考え方]
(売上高)
・下期は3~5本の新作タイトルリリースを想定。
・既存タイトルの売上ライフサイクル及び新作タイトル(既存タイトルの海外展開含む)のヒットの度合を勘案し、レンジを設定。
・レンジ幅上限は、新作及び既存タイトルが好調だった場合を想定して設定。
・レンジ幅下限は、新作及び既存タイトルが不振だった場合を想定して設定。
・上限/下限のいずれも新作タイトルのリリース時期は保守的に設定。

(費用)
・新作タイトルの積極的なプロモーション展開やイベント出展による広告宣伝費の増加。
・新作タイトルリリースに伴う運営費用(労務費、外注費/業務委託費、減価償却費)の増加。
・人員増加による労務費及び採用関連費用の増加。
・2019 年度以降の事業展開も見据え、積極的に投資を行っていく計画。

(営業利益)
・固定費はレンジ幅の上限/下限に関わらず、一定額で算定。
KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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