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【マイネット決算説明会】不正アクセス問題からは「まだ回復中」(上原社長)ながら四半期最高売上を記録 AIスタジオ発足…2タイトルでAI化実装開始

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マイネット<3928>は、8月15日、東京都内で2018年12月期の第2四半期(1~6月)の決算説明会を開催した。決算発表に先立ち、8月14日に発表された第2四半期の連結決算は、売上高55億3300万円(前年同期比4.9%減)、営業損益4億2900万円の赤字(前年同期2億1100万円の黒字)、経常損益4億5800万円の赤字(同1億8900万円の黒字)、最終損益35億2800万円の赤字(同1億7700万円の赤字)となった。

説明会では同社の上原仁社長(写真)がまずは説明を一通り行い、その後に質疑応答が行われた。その内容を踏まえつつ、説明会の内容をまとめてみた。
 

■不正アクセス問題からの回復途上も四半期ベースで売上高は過去最高を記録


3月に発生したサーバーへの不正アクセス問題による影響で、第2四半期累計業績は減収、赤字計上となったが、この不正アクセス問題を受けて発表していた修正計画対比では業績は大きく上ブレした。

第2四半期期間(4~6月)の業績について見てみると、売上高は四半期ベースで過去最高となる31億1000万円(前四半期比28.5%増)となり、営業損益は前四半期の2億9000万円の赤字から1億3000万円の赤字に縮小した。
 


不正アクセス問題の影響を受けたタイトルは、「まだ回復中の段階」(上原社長)にあるが、その他の既存タイトルが堅調な推移となったほか、4月にグラニからの仕入タイトルである『神獄のヴァルハラゲート』と『黒騎士と白の魔王』など合計4タイトルの仕入タイトルが収益に貢献した。
 

一方、費用面では、セキュリティ対策にコストをかけて取り組んでいることで一時的に販管費が増加した。また、この四半期はサーバー費用と人件費が増加しているが、これは前述のグラニからの2タイトルの仕入による影響とのこと。
 

また、従業員数の四半期推移を見ると、この四半期末は前四半期末の609人から46人増加の655人となっている。これはグラニからのタイトルの仕入が企業買収の形で行われたため、グラニでタイトルを運営してきたメンバーが多数合流したためだという。
 
 

■期末運営タイトル数は36タイトル 4月にグラニから2タイトルを仕入


次に足元のタイトル運営状況を見てみたい。第2四半期期間中は前述のとおり、4タイトルの仕入が行われた半面、『三国INFINITY エクスタシー』のサービスを終了し、『HUNTER×HUNTER バトルコレクション/トリプルスターコレクション』と『HUNTER×HUNTER アドバンスコレクション』が提供会社との契約終了により運営終了となった。

今後も月1本ペースでの仕入を実施していくとしており、7月にはレベルファイブの乙女系本格ファンタジーRPG『オトメ勇者』のプロフィットシェアモデル(共同運営)での運営を開始したほか、「非公開タイトル」1本の運営を開始している。
 

なお、仕入については、「安定型と再設計型で考えている」(同)とし、回復余地のある赤字タイトルを仕入れて、利益化する形にも取り組んでいくという。なお、第2四半期末時点では36タイトルを運営しているがこの中にも再設計型のタイトルが含まれているとのこと。
 

同社の仕入の主な対象となるのは、月商で2000万円~2億円くらいの規模のタイトルだが、直近の市場環境ではその規模のタイトル数は増加傾向にあるという。今後は「仕入れ、M&Aに関する攻めを強化」(同)し、同社の目指す運営タイトル数100タイトルの体制構築を目指していく。
 
 

■AIスタジオを発足 2タイトル2チームでAI化の実装を開始


足元のトピックスとしては、AIスタジオの発足が上げられる。現在は、AIスタジオの下、モデルチーム2タイトル2チームにAI化の実装を開始しているとという。同社の定義するAI化とは、汎用作業的な部分や予測の部分は機械に任せ、よりクリエイティブな部分に人が集中するというもので、同社が多くのゲームを実際に運営することで蓄積してきたデータなどを大きく活用することになる。

また、このAI化に向けて、自社開発にとどまらず、外部のAI関連企業との連携にも積極的に取り組んでいくとしている。
 

 

■通期計画の修正は「上半期の上ブレ分のみを反映」(上原社長)


なお、2018年12月期通期の業績予想については、従来予想からレンジの修正を実施しており、売上高116億3300万円~119億3300万円(前期比2.7%減~0.2%減)、営業損益4億1000万円の赤字~2億5000万円の赤字、経常損益4億5800万円の赤字~2億5000万円の赤字、最終損益35億2800万円の赤字~33億8800万円の赤字になる見通し。

全般にレンジが上方修正された格好になるが、これは「上半期の上ブレ分のみを反映している」(同)とし、下期は計画を維持した予想になっているという。
 
(編集部:柴田正之)

 
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企業情報(株式会社マイネット)

会社名 株式会社マイネット
URL http://mynet.co.jp/
設立 2006年7月
代表者 上原 仁
決算期 12月
直近業績 売上高119億5700万円、営業利益6億1100万円、経常利益5億5000万円、当期純利益1200万円(2017年12月期)
上場区分 東証1部
証券コード 3928

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