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【グリー決算説明会】QoQは減収減益 3Qは運営事業の一部タイトル撤退で売上減も海外展開で横ばい予想 オリジナルIPの育成、自社海外配信などの高利益率化が今後の鍵に

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グリー<3632>は、2月4日、東京都内で決算説明会を開催した。説明会に先立って発表した第2四半期累計(18年7月~12月)の連結決算では、売上高358億円(前年同期比12.6%減)、営業利益25億円(同48.7%減)、経常利益29億円(同48.2%減)、最終利益22億円(同42.5%減)だった。
 
第2四半期の最終利益は前年同期比から減少となったが、開発投資の本格化に伴い固定費や外注費の増加と共に、コイン消費がQonQで5.5%減の171億コインとウェブゲーム、ネイティブゲームともにコイン消費が減少している。決算説明会では、田中和良社長(写真)が、同社の主力であるゲーム事業で「利益率を高める」ための様々な施策を行っていることを明らかにした。

同社の足元の状況と今後の展開について見ていこう。

 
 
■開発中の新規タイトルが費用増加フェーズに外注のボリュームもアップ

四半期推移で見ると第2四半期(10~12月)の連結決算は、売上高177億3000万円(前四半期比QonQで4.3%減)、営業利益9億7000万円(同6.5%減)、経常利益7億9000万円(同13.8%減)、最終利益1億5000万円(同19.3%減)だった。


9月末にリリースしたフォワードワークスと共同開発した新作『ワイルドアームズ ミリオンメモリーズ』だが、売上において大きなインパクトを残すことが出来なかった。同タイトルでは1月31日に大幅アップデートを行っているが、TOP100内までの道のりは遠く、IPの期待の高さをを考えると苦戦と言ってもいい。

また、『アナザーエデン 時空を超える猫』、『消滅都市0.』、『SINoALICE ーシノアリスー』、『ダンまち〜メモリア・フレーゼ〜』、『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』といったタイトルも現状維持で、説明会でも各タイトルの売上状況について大きく語られることはなかった。



 
続いて利益面を見ていくと、売上と営業利益が共に、QonQで6.5%減の9.7億円と減益になった。広告宣伝費は減少しているものの、連結会社の従業員数が増えた分の人件費と、開発投資の本格化による固定費の増加があった。開発費用に関しては、新プロジェクトではなく、既存の開発プロジェクトで費用が増加するフェーズに入ったという。プロジェクトの開発初期は少人数だが、外注費などのボリュームアップのタイミングの時期になった。


▲変動費の修正は2Qで一括で対応したため今後への影響はないとのこと。(大矢氏)


 
■オリジナルIPの長期育成と海外自社配信で高利益率を目指す

決算説明会で田中社長や取締役上級執行役員の荒木英士氏が語ったのは、共に利益の効率化についてだ。国内では田中社長が自社IPの自社のオリジナルIPタイトルを長期的に育てていくという。直近の具体的なタイトルしては、『アナザーエデン』や『消滅都市』を挙げた。
 


昨今、スマートフォンゲーム市場ではアニメやコンシューマーゲームなど「IP」を題材にしたタイトルに注力する会社が増えているが、田中社長は「自社オリジナルIPを育て利益率を高めることを1つの大きな柱にしたい」とその狙いを説明した。他社IPに比べて、版権使用料や権利元の監修プロセスなどがないため、機動的な運営が可能な上、ヒットすれば高い利益率につながる。

とりわけ『消滅都市』については、5年間に渡り長期運営を行っているが、昨年の11月に『消滅都市0.』の提供を開始、今年4月にはTVアニメの放送や新作『消滅都市 – AFTERLOST』配信を予定しており、引き続きIPとしての認知を拡大していくという。また、さらにはそこで育てた状況のまま2020年度の「新・消滅都市プロジェクト」に繋げたいとのこと。ただし田中社長は「他社IPを活用したタイトルをやらないわけではない」とも付け加えた。
 


一方で荒木氏は、1月29日から海外で正式サービスしている『アナザーエデン』の初動についても、「かなり上手くいっている」と評している。海外の展開については、システムやコンテンツ内容は日本国内と同じで、テキストのローカライズやマーケティングのみを海外向けに行っているため、高い利益率のプロジェクトになるという。展開する国を増やすことで売上を積み重ねるという視野もあるだろう。



▲『アナザーエデン』に関しては1月29日に配信のためコイン消費への寄与は3Q以降になる。


 
■第3四半期と今後の展望について
 
2019年6月期の連結業績予想(2018年7月1日~2019年6月30日)の業績は、売上高523~533億円(前年同期比11.1~9.4%減)、営業利益28~33億円(同63.1~56.7%減)、経常利益32~37億円(同61.2~55.3%減)、最終利益22~27億円(同61.3~52.6%減)を見込んでいる。


 



 
第3四半期の予想ついては、採算性向上のためファンプレックスが不採算タイトルから撤退するという。ここで数億円の減収影響を予想に織り込んでいるが、営業利益へのマイナス影響はほぼないとのこと。この減収影響を除いたところで3Qの売上高は、『アナザーエデン』の海外展開による売上高増加と、既存タイトルの売上高減少によりほぼ横ばいになる見込み。
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企業情報(グリー株式会社)

会社名 グリー株式会社
URL http://www.gree.co.jp/
設立 2004年12月
代表者 田中良和
決算期 6月
直近業績 売上高779億円、営業利益94億円、経常利益103億円、最終利益47億円(2018年6月期)
上場区分 東証一部
証券コード 3632

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