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【レビュー】実写ムービーゲーム『デスカムトゥルー』は映画ファンをも虜にする! ADVゲーム沼にハマること間違いなしの作品に

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イザナギゲームズは6月25日、スマートフォン・Nintendo Switch向け新作ゲーム『Death Come True(デスカムトゥルー)』(以下、デスカムトゥルー)の配信を開始した。本作は実写ムービーゲームで、本郷奏多さんや栗山千明さん、佐藤二朗さん、森崎ウィンさん、梶裕貴さんなど豪華俳優陣が出演している。

また、本作のシナリオ&ディレクターを『ダンガンロンパ』シリーズでシナリオを担当した小高和剛氏が務めるなど、映画ファンにとってもゲームファンにとっても期待の高い作品となっている。本稿では、『デスカムトゥルー』についてのレビュー記事をお届けする。


 

■実写ムービーの臨場感が没入感を高める!


まずは実写ムービーゲームについて、簡単に紹介しておこう。実写ムービーゲームとは、その名の通りゲーム全編において実写映像が用いられている作品のことで、海外ではFMV(Full Motion Video)とも呼ばれている。実写ならではの迫力ある映像が特徴で、プレイヤーの選択によってストーリーがリアルタイムで変化していくといった強い魅力がある。

FMV作品の例として、生物兵器をテーマに用いたSFスリラー『The Complex』(2020)やクライムサスペンスを描いた『Late Shift』(2017)などが挙げられる。ストーリーの面白さはもちろん、息もつかせぬようなスピーディーな展開の中で選択を迫られるため、緊張感と没入感は従来のゲームと比べてもかなり高い。

●The Complex - An Interactive Movie | PS4


●Late Shift - Announcement Trailer | PS4


ただ、いずれも海外の作品のため、悲しいことに言語の壁がある。もちろん、字幕が付いているためプレイに支障はないのだが、文字に集中するあまりに役者の細かな動作や表情を見逃してしまうということも起こり得る。そもそもの問題として、日本語に対応していない作品も多い。

そんな中、国産の実写ムービーゲームとして颯爽と登場したのが『デスカムトゥルー』だ。当然ながらセリフの全てが日本語のため、演者の表情や仕草に注目し、セリフの声色などにもしっかりと耳を傾けることができる。さらに『デスカムトゥルー』は、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、中国語など、10言語の字幕に対応しており、日本の実写ムービーゲームを世界へ発信していこうという制作者の意気込みが感じられる。
 

■まさにハマり役しかいない俳優陣の掛け合いにも注目


役者陣は冒頭にも紹介した通り、名実ともに申し分ない方々が揃っている。何より、役者同士の相互作用から発生するバランスが非常に良いと感じた。

まず、主人公のカラキマコト役を務めるのは本郷奏多さん。最近では映画『キングダム』で演じた成キョウ役が素晴らしいと話題となった。また、自らゲームファンを公言しており、ゲームに関しても造詣が深いことから、今回の試みへの理解が充分なところも信頼度が高まるポイントだ。シリアスなシーンやクールな役どころを演じた際の彼の魅力は抜群で、そういった意味でもカラキマコトはまさにハマり役。一度見てしまえばもうカラキマコトを演じられるのはこの人しかいない!と思えるほどだ。

●本郷奏多のDeath Come True(デスカムトゥルー)撮影インタビュー動画


対する方々の演技も見事で、サチムラアカネ役を務める栗山千明さんのミステリアスな雰囲気は、本郷さんとの相乗効果で物語をさらに盛り立てる。サチムラアカネとのとあるシーンでは、彼女のポーカーフェイスに多くのプレイヤーが選択を迷わされることだろう。さらに、森崎ウィンさん演じるクジノゾムは難事件を解決しているエリートという設定の通り、全身から「できる男感」が溢れ出ている。

そこに、佐藤二朗さん演じるミノウケンイチのコミカルな表現や、山本千尋さん演じるクルシマネネのサイコな印象が加わり、小高氏が描く『デスカムトゥルー』の世界観に一層の深みを与えている。さらには人気声優の梶裕貴さんも出演しているため、映画やゲーム好きの方はもちろん、アニメが好きな方にも刺さる作品となっている。全てのシーンに関して見落とせるところがひとつもなく、思わず見入ってしまう。

少しでもどんな作品か気になったという方は、まずは公開されている以下のティザー映像を見ていただきたい。約5分という短い時間で彼らの見事な演技力に引き込まれ、その迫力からも本作の魅力が充分に伝わるはずだ。

●Death Come True (デスカムトゥルー)ティザー映像 第3弾/Death Come True Teaser Vol.3

 

■映画とゲームの良いところどりをした『デスカムトゥルー』


本作は主人公・カラキマコトが、とあるホテルの一室で目を覚ます場面から始まる。主人公は記憶を失っており、自身の名前すらあやふやで思い出すこともままならない。手がかりを探るために部屋を探索することになるのだが、なんとバスタブには見知らぬ女性が横たわっている。さらにはTVのニュース番組で自身が指名手配されていることが告げられるなど、序盤からグッと引き込まれる展開の連続となっている。




そんな中、主人公の次の行動をどうするか、プレイヤーに選択が迫られるシーンが登場する。本作は選択肢が表示されるシーンでは、プレイヤーの選択を待つような静止画面に移行するが、選択肢のウィンドウ内でその後についてのショートムービーが再生される仕組みになっている。これが行動を決める指針にもなるうえ、ゲームとしてもスピード感を損なわないまま、選択肢についてしっかりと考える時間をプレイヤーに与えることに成功している。



実写の空間にショートムービーがぷかぷかと浮かぶ演出も、近未来的でゲーム的な面白さがある。選択肢の制限時間が設けられていないため、どちらを選択するか、友人や恋人同士で議論を重ねながらのプレイだって可能だ。バッドエンドを迎えた時には責任の擦り付け合いが始まるかもしれないが、そういった面を含めてゲームの中で映画的な体験を与えてくれる貴重な作品となっている。



間違った選択肢を選んだ後にも、すぐにゲームオーバーになるわけではなく、バッドエンドに相応しい、凄惨なシナリオが用意されている。中には、いかにも正解の選択肢を選んだかのように思わせる展開もあるため、一息ついていると思わぬしっぺ返しを食らうことも。自身の選択が正しかったのかどうか、ドキドキしながら見守ることになるため没入感は大きく、まさに映画とゲームの良いところどりをしたような面白さを感じられた。




また、分岐のシーンで異なる選択をするためには「同じムービーを何度も観ることになるのでは……?」と不安になる方もいると思うが、安心してほしい。本作にはムービーを10秒ごとにスキップする機能があるため、違う選択肢を選ぶために何度も同じ映像を観る必要はない。同じく10秒間巻き戻しを行う機能もついているため、見逃しやセリフを聞き逃したときも安心だ。
 

■撮影風景やOFFショットが観られるといった、嬉しい特典映像も


そのほか、本作では主人公が新たなバッドエンドを迎えるたびに「デスメダル」を獲得できる。メダルの獲得数に応じて撮影風景やOFFショットといった特典映像の視聴が可能になる仕組みだ。本来なら、ゲームオーバーは休憩を挟む一区切りの場面になってしまうかもしれないが、このデスメダルの存在がプレイヤーの死の概念をポジティブなものに変えてくれるため、ゲームオーバーになってもプレイの手が止まることがない。また、別の行動を選択していたらどうなるのかも気になり、何度も周回したくなる気持ちにさせてくれる。

ただ、デスメダルを手に入れる順番はストーリーに準じているため、察しの良い人であればコレクション画面を見ることでストーリーがどこまで進んでいるか想像できてしまうというのは、人によってはネタバレと感じてしまう部分かもしれない。この仕様は、デスメダルを取り逃した際に、ある程度シーンの予測をつけることには役立つが、この先に何が待ち構えているのかというドキドキ感を損なってしまいかねない。個人的には、まずゲームクリアを目指すことを優先し、デスメダルの収集や特典映像の視聴は2周目以降に行うことをお勧めする。




ゲーム初心者にとってはもちろん、実写ムービーゲームの入門書としてもピッタリな作品になっている『デスカムトゥルー』。本作を通じてアドベンチャーゲームに興味を持った方は、同じく小高和剛氏が手掛けた『ダンガンロンパ』シリーズや、トゥーキョーゲームスの打越鋼太郎氏の『ZERO ESCAPE 刻のジレンマ』(2016)、『AI: ソムニウム ファイル』(2019)などの作品もプレイしてみてほしい。アドベンチャーゲームが持つ魅力に、どんどんのめり込んでしまうはずだ。

 
(文 ライター:島中一郎)
(編集 編集部:山岡広樹)



■Death Come True(デスカムトゥルー)
 

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©IzanagiGames, Inc.
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