PayPay、2021年3月期の決算は営業損失719億円と巨額の赤字計上 営業収益227%増と大幅増も多額の営業費用 減資も実施

PayPayの2021年3月期の決算は、営業収益299億8900万円(前の期比227.4%増)、営業損失719億8500万円(前の期は834億6000万円の損失計上)、経常損失711億3900万円(同848億9600万円の損失計上)、最終損失712億4600万円(同856億0600万円の利益計上)と大幅増収・赤字幅縮小となった。


・営業収益:299億8900万円(同227.4%増)
・営業損失:719億8500万円(同834億6000万円の損失計上)
・経常損失:711億3900万円(同848億9600万円の損失計上)
・最終損失:712億4600万円(同856億0600万円の利益計上)


同社は、ソフトバンクグループとソフトバンク、ヤフーの合弁会社で、キャッシュレス決済サービス「PayPay」の運営を行っている。営業収益が大きく伸びた一方、それを大きく上回る営業費用(1019億7500万円)が発生している。これは戦略的に実施しているものだが、ソフトバンクは、今期は赤字幅は半減となる見通しとしている。

なお、減資も行うことがわかった。資本金を222億4600万円、資本準備金を490億円減らすとのこと。