ザッパラスの第2四半期は35%営業減益…FP公式サイトの月額課金者の減少続く

ザッパラス<3770>は、本日(12月7日)、第2四半期(5~10月期)の連結決算を発表し、売上高45億7400万円(前年同期比13.6%減)、営業利益9億1000万円(同35.6%減)、経常利益9億2100万円(同35.0%減)、四半期純利益5億9500万円(同28.5%減)だった。     主力のコンテンツ事業は、売上高34億9700万円(同13.9%減)、セグメント利益13億6900万円(同20.5%減)と減収減益だった。スマートフォンへの対応を行ったほか、新規コンテンツの投入、個別課金メニューの充実などにも継続して取り組んだ。フィーチャーフォンからスマートフォンへの移行が進み、フィーチャーフォン向け公式コンテンツの月額課金者数の減少は続き、月額課金会員数は前四半期比7.8万人減の149万2000人となった。ただ、スマートフォン向け公式コンテンツにおける月額課金対象者数が着実に増えたとのこと。 コマース関連事業は、売上高9億3600万円(同16.1%減)、セグメント利益500万円(同79.2%減)だった。新規コマースサイト「藤巻百貨店」において知名度向上や商品ラインの充実といった施策が奏功し着実に成長しているものの、第2四半期以降、付加価値を上げるために取扱い商品を絞ったことが起因し、Eコマース事業の売上高は引き続き減少基調で推移した。 なお、前四半期との比較で見ると、第2四半期(8~10月期)は減収減益となった。売上高22億0500万円(前四半期比6.9%減)、営業利益3億0700万円(同49.1%減)、経常利益3億1500万円(同48.0%減)、四半期純利益2億4700万円(同29.0%減)だった。     ■2013年4月期の見通し 2013年4月期は、売上高120億円(前期比19.0%増)、営業利益22億円(同14.8%減)、経常利益22億円(同15.2%減)、当期純利益13億2600万円(同16.0%減)を見込む。