創通、第2四半期は20%超の増収増益…ソーシャルゲームなど「ガンダム」関連が好調

創通<3711>は、本日(4月9日)、第2四半期(2012年9月~2013年2月期)の連結決算を発表し、売上高107億1600万円(前年同期比23.2%増)、営業利益20億3600万円(同22.9%増)、経常利益20億4800万円(同21.8%増)、四半期純利益11億4300万円(同29.7%増)だった。

 

 

同社では、「ガンダム」シリーズに係る版権収入や広告収入などが増加したことが主な要因となった。セグメント別の状況は以下のとおり。

(1)メディア事業は、売上高77億4600万円(同19.9%増)、営業利益7億6500万円(同8.1%増)だった。「それいけ!アンパンマン」や「カードファイト!!ヴァンガードリンクジョーカー編」「ジュエルペット きら☆デコッ」などのほか、「幕末義人伝 浪漫」「がんばれ!おでんくん」「ぴっちぴち♪しずくちゃん」などのプロデュースを行った。また「ガンダム」シリーズのソーシャルゲーム・遊技機に係る広告収入のほか、「スーパーロボット大戦OG」シリーズのゲームに係るプロモーション受託収入も好調に推移した。

(2)ライツ事業は、売上高25億0700万円(同38.5%増)、営業利益12億7100万円(同32.5%増)だった。 「ガンダム」シリーズに係るゲーム・遊技機、とりわけソーシャルゲームは前年同期に比べタイトル数が増加したこともあり版権収入が増加した。また、「ガンダム」シリーズ以外の版権収入についても、積極的なコンテンツ投資を継続した効果により、「カードファイト!!ヴァンガード」「ジュエルペット」「ゆるゆり」「這いよれ!ニャル子さん」「スーパーロボット大戦OG」などの版権収入が伸びた。

 

■2013年8月期の見通し

2013年8月期は、売上高200億円(前期比10.2%増)、営業利益30億円(同9.0%増)、経常利益30億円(同6.7%増)、当期純利益16億5000万円(同12.0%増)を見込む。

 

株式会社創通
https://www.sotsu.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社創通
設立
1965年10月
代表者
代表取締役社長 難波 秀行
決算期
3月
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