カプコンのアミューズメント施設の9月中間決算は営業益48%増と大幅増益…インバウンド回復、クーリングシェルター指定効果も

カプコン<9697>のアミューズメント施設事業の9月中間決算は、売上高が前年同期比19.9%増の109億9100万円、営業利益が同47.8%増の16億6700万円と大幅増収増益を達成した。4月に「プラサカプコン 小矢部店」(富山県)をオープンしたことに加え、5月には「プラサカプコン 池袋店」に新区画をオープンし、施設数は51店舗となった。

コロナ禍からの観光需要やインバウンドの回復に加え、ユーザーの消費行動に変化が生じつつある状況下、引き続き既存店の効率的な店舗運営や新業態での出店効果などにより来店客数が増加し、収益拡大に貢献した、としている。リアル店舗におけるイベント実施による魅力の最大化と他事業とのシナジー効果創出も推進した。

さらに、今年の夏は猛暑日が続いたこともあり、自治体からクーリングシェルターに指定され、猛暑からの避難場所という形で運営されていたこともあって、来客数が増加した効果もあったという。あわせて来客単価も上昇したそうだ。

 

 

 

株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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