デジタルガレージ、13年6月期の業績予想を上方修正…子会社株や投資先株式の一部売却で

デジタルガレージ<4819>は、本日(5月10日)、2013年6月期の連結業績予想を上方修正し、売上高275億円(前回予想270億円)、営業利益13億円(同165億5000万円)、経常利益30億円(同28億円)、当期純利益26億円(同17億円)とした。 従来予想からの修正率は、売上高1.9%増、営業利益21.2%減、経常利益7.1%増、当期純利益52.9%増となった。       同社では、ペイメント事業のアジア展開に向けた戦略的資本業務提携に伴い、econtext Asia株式の一部を譲渡したことや、インキュベーションの成果が発生したことなどを理由に上げている。 営業利益は減額となったが、これは自社メディア開発に振り向けていた人的リソースをより成長性の高いビッグデータ事業などの戦略事業にシフトさせたことや、米国での先行投資負担が発生するため。   ■第3四半期決算 同時に発表した第3四半期の連結決算は、売上高203億円(前年同期比76.8%増)、営業利益6億2400万円(同69.0%減)、経常利益18億8600万円(同34.0%減)、四半期純利益22億0800万円(同6.4%減)だった。