クルーズ、13年3月期は大幅増収も利益は前年並み…ただし4Qの売上、営業利益は過去最高! 4月単月も過去最高に

クルーズ<2138>は、本日(5月13日)、2013年3月期の決算を発表し、売上高138億7800万円(前期比55.3%増)、営業利益19億2300万円(同1.0%減)、経常利益19億3700万円(同0.9%減)、当期純利益11億7600万円(同3.2%増)だった。       同社では、「神魔 × 継承!ラグナブレイク」、「アヴァロンの騎士」、「HUNTER×HUNTERバトルコレクション」がMobageランキング上位に入るなど人気となったものの、積極的に大規模プロモーションを行ったため、営業利益、経常利益はほぼ前期並みとなった、としている。 セグメント別の状況は、ソーシャルゲームを配信するインターネットコンテンツ事業が売上高111億8900万円(同57.8%増)、セグメント利益19億7100万円(同11.7%増)で、インターネットコマース事業は売上高24億2700万円(同58.4%増)、セグメント損失1億8100万円、インターネットソリューション事業が売上高2億6100万円(同15.8%減)、セグメント利益1億3300万円(同12.6%減)だった。   ■第4四半期は売上高、営業利益とも過去最高 ただ、足元での業績の伸びは著しく、第4四半期(1~3月期)の業績は、売上高47億8000万円(前四半期比16%増)、営業利益6億8000万円(同62%増)と過去最高の売上高と営業利益を記録した。       「神魔 × 継承!ラグナブレイク」と「アヴァロンの騎士」が伸びたことに加え、「HUNTER×HUNTERバトルコレクション」が急激に伸びた、としている。 ただし、大規模なプロモーションを実施したため、第3四半期と第4四半期における広告宣伝費の金額が高水準に推移していることが伺える。       ■第1四半期は営業益298%増を予想 第1四半期の業績予想は、売上高53億円(前期比135.3%増)、営業利益14億円(同298.3%増)、経常利益14億円(同294.4%増)、当期純利益8億4000万円(同308.4%増)を見込む。       第3四半期と第4四半期に実施した大規模プロモーションが奏功しており、4月の単月では売上高と営業利益は過去最高を更新したとのこと。ネイティブアプリについてもリリースする予定。大規模なプロモーション投資を行う予定はないため、大幅な増益となる見通しだ。
クルーズ株式会社
http://crooz.co.jp/

会社情報

会社名
クルーズ株式会社
設立
2001年5月
代表者
代表取締役社長 小渕 宏二
決算期
3月
直近業績
売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2138
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