ドワンゴ、第2四半期の営業益予想を109%上方修正-著作権使用料等が計画下回る

ドワンゴ<3715>は、本日(4月26日)、第2四半期累計(10月-3月期)の連結業績予想を上方修正し、売上高178億1000万円(前回予想185億4000万円)、営業利益11億3000万円(同5億4000万円)、経常利益10億3000万円(同5億4000万円)、四半期純利益6億9000万円(同4億5000万円)とした。 従来計画からの修正率は、売上高で3.9%減、営業利益で109.3%増、経常利益で90.7%増、四半期純利益で53.3%増となる。 前年同期との比較では当初、大幅な減益を見込んでいたが、営業利益で約4%、経常利益で約11%、四半期純利益で約20%の減益にとどまった。     同社では、売上高については、着うたの月額有料会員数が計画を下回ったことや、パッケージゲームが全般的に軟調だったことを主な要因としてあげている。 また、利益面は、着うたの楽曲ダウンロードが想定を下回ったことによる著作権使用料の減少や、パッケージゲームの不調に伴う広告宣伝費・外注費の削減、「ニコニコ動画」関連費用の一部期ズレなどにより、当初計画を大きく上回ることになったようだ。 なお、9月通期の予想については変更していない。