5月2日付けの日経MJは、「ITの現場力」で、コロプラの位置情報ゲーム「コロニーな生活☆PLUS」の事業展開の事例を紹介している。「コロニーな生活☆PLUS」は現在、20~30代を中心に約180万人のユーザーが登録する人気位置情報ゲームだが、これまでの展開をまとめた記事となっている。
記事によれば、コロプラは当初、1人で遊ぶ位置情報ゲームとしてスタートしたが、2009年9月より土産物店などと連動したサービス「コロカ」を開始し、現在では全国101店舗との提携を行っているとのこと。2010年10月には提携店舗全体でゲームを通じた売り上げが1億円を超えたという。店舗だけでなく地域経済への波及効果も大きく、毎月400件を超える申し込みがあるようだ。
コロプラでは、さらにユーザーや売り上げを拡大するためには、位置ゲーム市場そのものを拡大させる必要があると判断、昨年11月より開始した位置情報ゲームのプラットフォーム「コロプラ+」をオープン化し、6月をメドに他社の位置情報ゲームを載せていく予定。また研究所も開設し、位置情報データを活用した新ビジネスも展開する、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668