アクロディアの3Qは赤字幅縮小…『サッカー日本代表ヒーローズ』が好調、EC黒字定着

アクロディア<3823>は、本日(7月18日)、第3四半期(2012年9月~2013年5月期)の連結決算を発表し、売上高32億6100万円(前年同期比44.2%増)、営業損益2900万円の赤字(前回予想3億4800万円の赤字)、経常損益1億3200万円の赤字(同7億6700万円の赤字)、四半期純損益4000万円の赤字(同4億7500万円の赤字)だった。       同社では、ソリューション事業においてミドルウェア製品の一括ライセンス売上があったことに加え、主にソーシャルゲームの売り上げが予想を超え推移したことにより、収益性が改善した、としている。ただし、前期に続いて最終赤字となったことから継続企業の前提の重要な疑義を生じさせる事象または状況が存在しているとのこと セグメント別の状況は以下のとおり。 ■ソリューション事業は、売上高11億6000万円(同76.1%増)、営業損益8900万円の赤字(前年同期4億5400万円の赤字)だった。『サッカー日本代表 2014ヒーローズ』は、「GREE」と「Mobage」、「mixi」、「Gゲー」、「mixi」に加え、「mobcast」、iOS版「Gゲー」で配信を開始した。会員数は累計で60万人を突破した。 ■EC事業は、売上高21億円(同31.1%増)、営業利益5600万円(同46.9%減)だった。新規有名ブランド顧客の獲得と各既存顧客の売上増加により順調に事業規模が拡大したものの、ECの販促手法の多様化と規模拡張に向けた開発・投資を継続的に行ったたため、営業減益となった。   ■2013年8月期の見通し 2013年8月期は、売上高41億9000万円(前期比41.5%増)、営業損益1億1700万円の赤字(前期5億7600万円の赤字)、経常損益2億2500万円の赤字(同11億6600万円の赤字)、当期純損益1億2400万円の赤字(同5億6600万円の赤字)を見込む。