【GooglePlayランキング】ゲーム売上TOP50(8月4日版)…セガネットワークス『チェインクロニクル』、売上が急速に上昇

【トレンドフォーカス】

8月4日付のGoogle Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は

43週連続でガンホー・オンライン・エンターテイメントの『パズル&ドラゴンズ』が首位を獲得した。

今週の売上トップランキングで注目したいタイトルはセガネットワークスの『チェインクロニクル』だ。同タイトルは先月7月26日にリリースされたが(関連記事:http://gamebiz.jp/?p=114065)、売上が一気に伸びており、すでに44位に入っている。

まだリリースされて10日ほどしか経っていないが50位以内を確保しており、ここ半年のGooglePlayストアの傾向では極めてまれである。ユーザに支持されていることが伺えるタイトルと言える。

売上ランキング推移を見てみよう。(一か月推移)

 

(情報提供元:アプリストックランキング http://www.applistock.jp/

 

ご覧いただけるとわかるが7月26日にリリースしてから31日にランクインし、その後急速売上を伸ばしていることがわかる。ユーザのレビューを見てみると「久々の大当たり! 基本無料のゲームの中でもトップクラスの面白さ」「かなり良ゲー キャラクター一人一人に個性があるのがいい。」など、好ましいレビューが占めていること、また、招待コードを付けていなくても平均評点4.8を獲得していることからプロダクトそのものがユーザから高い支持を受けていることがわかる。

また特徴的なのが同タイトルの新着ランキングの推移だ。その新着ゲームランキング推移を見てみよう。(一か月推移)

 

 

見る方が見ればわかれば、通常のタイトルと異なりランキング順位が低い。50位前後を推移しており、にも関わらず売上トップ順位では40位台を確保しているということはかなり脅威の課金率・課金額であるということだ。(高いユーザ支持と両立させていることが驚嘆)

筆者が想像するに、対応端末を徐々に増やしてから中旬以降にブースト施策を打っていくものだと思われるが、それにしてもインストール数がまだ伸びていない状況でここまでの売上を確保していることは同タイトルのポテンシャルを示していると言えよう。

先週記事と同じコメントで締めとなるが、今年から来年にかけて、コンシューマ出身の企業から直置きネイティブが多数リリースされるものと思われ、セガネットワークスがランキング上位に各タイトルを入れてくるのは間違いない。現在ネイティブストア上位を確保しているSAPとコンシューマ出身の企業の競争が激化していくことが想定される。

一つ断言できるのは、GooglePlayストアはAppStoreの後塵を拝していたが、面白いコンテンツが並んでいるストアに進化したことは明確だ。

 

■執筆者紹介

小原 聖誉

国内初のネイティブソーシャルゲームに特化した集客スタジオ、株式会社AppBroadCast代表。

2001年からモバイルゲーム業界に携わり、ゲームポータルの立ち上げを経て、ゲームを中心としたモバイルコンテンツ企業の集客支援ビジネスを手掛けている。

AppBroadCastコーポレートWEB:http://appbroadcast.jp

Facebookアカウント:https://www.facebook.com/masashige.obara

株式会社セガ
https://www.sega.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社セガ
設立
1960年6月
代表者
代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
決算期
3月
直近業績
売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)
企業データを見る
株式会社セガ
https://www.sega.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社セガ
設立
1960年6月
代表者
代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
決算期
3月
直近業績
売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)
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