ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657>傘下のポールトゥウィンは、2日、デバッグ・検証業務の受注案件増加、事業規模の拡大に対応するため、9月に京都スタジオを移転・増床すると発表した。
同社では、スマートフォンをはじめとする各種モバイル向けコンテンツや、家庭用ゲームソフト、アミューズメント機器のデバッグ業務に関する受注が今後さらに増加することが見込まれており、これに対応するため、今回の決定に至ったと説明している。移転・増床後の京都スタジオの面積は、従来に比べて約2.6倍となる予定。
ソーシャルゲーム業界では、ブラウザゲームに加えて、スマートフォン向けのネイティブアプリが増加し、ゲーム内容が複雑化したことを背景にデバッグの需要が増加。さらに、新型ゲーム機の発売を控えた家庭用ゲーム市場や、演出性を高めた新機種の開発が進むアミューズメント機器市場などでも需要の伸びが予想されるという。
会社情報
- 会社名
- ポールトゥウィンホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役会長 橘 民義/代表取締役社長 橘 鉄平
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高469億8000万円、営業利益4億400万円、経常利益5億900万円、最終損益19億6700万円の赤字(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3657