ゲームロフトは、本日(9月18日)、2013年上半期(1~6月期)の連結決算を公開し、売上高1億0940万ユーロ(前年同期比15%増、日本円換算144.8億円)、営業利益1120万ユーロ(同93%増、14.8億円)、四半期純利益180万ユーロ(同60%減、2.4億円)だった。
同社によると、連結売上高の伸びた要因について、インストール数が急速に増加しているスマートフォン・タブレット端末向けゲームが45%伸びるなど、全世界で大きな成功を収めたため、としている。とりわけ、ゲーム内アイテムの販売と広告収入が大きく伸びたとのこと。地域別の売上高は、欧州が全体の32%、北米が25%、中南米は23%、アジア太平洋地域20%だった。
『アイス・エイジ:ビレッジ』、『モダンコンバット 4:Zero Hour』、『World at Arms』、『MY LITTLE PONY マイリトルポニー』、『World at Arms』、『オーダー&カオス オンライン』、『シックス・ガンズ』などのゲームが寄与した。
利益面では、売上高の堅実な増加、安定した人員数と会社の3つの部門(研究開発部門、セールス&マーケティング部門、管理部門)の効果的なコスト管理を徹底したことで、当期営業利益は71%増加、営業利益も91%増となった。純利益は減益となったが、ユーロに対しいくつかの外国通貨(ブラジルレアル、アルゼンチンペソ、カナダドル、日本円)が下落したことによる潜在的為替差損や、税金費用が発生したことによるもの。
なお、下期においては、『怪盗グルーのミニオンラッシュ』が全世界1億ダウンロードを突破したほか、『アスファルト 8: Airborne』も56カ国の全世界有料アプリランキングで首位を獲得するなど好調な滑り出しとなっている。引き続き高い成長が続くと期待される。
会社情報
- 会社名
- ゲームロフト
- 設立
- 1999年12月