セガサミーHD、2Q業績予想を下方修正…遊技機の販売計画の見直しで 「PSO2」「ぷよぷよクエスト」「チェインクロニクル」は好調
セガミーホールディングス<6460>は、本日(9月20日)、第2四半期累計(4~9月期)の連結業績見通しを下方修正し、売上高1610億円(前回予想1980億円)、営業利益100億円(同175億円)、経常利益110億円(同170億円)、四半期純利益90億円(変わらず)とした。 従来予想からの修正率は、売上高18.7%減、営業利益42.9%減、経常利益35.3%減、四半期純利益は変わらずとなった。
同社では、主力の遊技機事業で販売数量の最大化を目的として、政策的に一部製品の販売スケジュールを下期へ見直したため、販売台数の予想をパチスロ機が約14万3000台(前回予想18万8000台)、パチンコが約5万4000台(前回予想12万7000台)となる見込み。
一方、コンシューマ事業においては、オンラインRPG「ファンタシースターオンライン 2」の登録ID数が300万ID を突破し、iOSとAndroid向けアプリ「ぷよぷよ!!クエスト」、「チェインクロニクル」もダウンロード数が伸長し、それぞれ課金収入が好調に推移したものの、遊技機事業の計画未達分を補うには至らなかった。
2014年3月期の連結業績予想については従来予想と変わらず。一部製品スケジュールの見直しによるものであり、販売不振というわけではないため、通期では計画通りとなると見ているようだ。
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460