gumi、大人気RPG『ブレイブ フロンティア』の中国でのサービス展開を決定

gumiは、本日(10月15日)、中国に本拠を置く大手ゲーム開発/運営会社のChukong Technologies(北京触控科技有限公司)と『ブレイブ フロンティア』の中国国内におけるパブリッシングの業務提携を行う、と発表した。中国語にローカライズされ、2013年内にAndroid向けにリリースされる予定。
 
『ブレイブ フロンティア』は、gumiのグループ企業であるエイリムが開発・運営したスマートフォン向けの本格ファンタジーRPGで、すでに日本国内では大ヒットタイトルのひとつとして知られている。7月にリリースされたばかりだが、早くも海外展開となるようだ。gumiでは、グローバル展開の先駆けとして、中国でのChukong Technologiesと提携することにした、としている。

今回、Chukong Technologiesは、中国で「PunchBox」というブランドでモバイルゲームを提供、数多くのタイトルを成功に導いている。とりわけ、自社開発作品「Fishing Joy」は、2010年のリリース以降、全世界で1億7000万ダウンロードを記録したほか、中国国内で提供中の「我叫MT(原題)」(Android版)も大成功を収めるなど、中国展開にあたってのパートーナーとして申し分のない相手といえそうだ。

gumiでは、中国・上海をはじめ、韓国、シンガポール、フランスに拠点を設立し、本格的なグローバル展開に向けた準備を行ってきた。また『ブレイブ フロンティア』についても、日本国内でのみの提供だったが、わざわざ日本のApp Storeのアカウント取得してプレイする海外ユーザーも多数いるなど、海外での知名度も高まっている。

世界で通用するゲームコンテンツと、それを支える拠点整備という布石がいよいよ活きる局面に入ってきた。韓国での『進撃1942』に続く海外でのヒットタイトルとなることが期待される。
 

 

■関連サイト

gumi

Chukong Technologies

株式会社gumi
http://gu3.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社gumi
設立
2007年6月
代表者
川本 寛之
決算期
4月
直近業績
売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3903
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