グリー<3632>は、本日(11月13日)、第1半期(7~9月期)の連結決算を発表し、前四半期(4~6月期)との比較では、営業利益が25.6%増の97億円となった。これは主に広告宣伝費や外注費、採用費などのコスト削減によって達成したとのこと。
同社の発表した決算は、売上高353億円(前四半期比4.6%減)、営業利益97億円(同25.6%増)、経常利益96億円(同2.1%増)、四半期純利益24億円(黒字転換)だった。
また、前年同期との比較では、売上高が6.9%減、営業利益が37.9%減、経常利益が同36.6%減、四半期純利益が同73.5%減となり、減収・減益となった。
同社では前四半期比での業績変動の要因について、フィーチャーフォン向けのコイン消費が落ち込んだことに加え、広告宣伝費や採用費、外注費、業務委託費などを削減したことが奏功したため、と説明している(▼)。
コイン消費は、ネイティブゲームとスマートフォンブラウザが伸びる一方、フィーチャーフォン向けが落ち込んでいることがわかる(▼)。
自社・協業タイトルとサードパーティのコイン消費を示したグラフだが、こちらを見るとサードパーティが傾向的に微減で推移している一方、自社・協業タイトルの落ち込みが目立つ(▼)。
また、営業利益、経常利益に対して純利益が大きく低下しているが、これは特別損失としてタイトル関連資産や希望退職関連引当金として51億5900万円を特別損失として計上するため。
なお、海外での展開については、コイン消費は引き続き順調に成長しているとのこと。2013年6月期にリリースした復数タイトルが月商数億円規模に成長し、M&A関連費用控除前ベースながら年内には単月黒字化が達成できる見込み。
■2014年6月期の見通し
2014年6月期の業績予想は非開示。その理由について、同社では現時点で合理的な算定が困難であるため、としている。
同社の発表した決算は、売上高353億円(前四半期比4.6%減)、営業利益97億円(同25.6%増)、経常利益96億円(同2.1%増)、四半期純利益24億円(黒字転換)だった。
また、前年同期との比較では、売上高が6.9%減、営業利益が37.9%減、経常利益が同36.6%減、四半期純利益が同73.5%減となり、減収・減益となった。
同社では前四半期比での業績変動の要因について、フィーチャーフォン向けのコイン消費が落ち込んだことに加え、広告宣伝費や採用費、外注費、業務委託費などを削減したことが奏功したため、と説明している(▼)。
コイン消費は、ネイティブゲームとスマートフォンブラウザが伸びる一方、フィーチャーフォン向けが落ち込んでいることがわかる(▼)。
自社・協業タイトルとサードパーティのコイン消費を示したグラフだが、こちらを見るとサードパーティが傾向的に微減で推移している一方、自社・協業タイトルの落ち込みが目立つ(▼)。
また、営業利益、経常利益に対して純利益が大きく低下しているが、これは特別損失としてタイトル関連資産や希望退職関連引当金として51億5900万円を特別損失として計上するため。
なお、海外での展開については、コイン消費は引き続き順調に成長しているとのこと。2013年6月期にリリースした復数タイトルが月商数億円規模に成長し、M&A関連費用控除前ベースながら年内には単月黒字化が達成できる見込み。
■2014年6月期の見通し
2014年6月期の業績予想は非開示。その理由について、同社では現時点で合理的な算定が困難であるため、としている。
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632