言語社、ノベルゲーム配信サイト「ノベルスフィア」のβ3サービスの提供開始…有料作品を提供 第1弾は「ファタモルガーナの館」

言語社は、本日(12月2日)、HTML5ベースのノベルゲーム配信サイト「ノベルスフィア」のβ3サービスの提供を11月30日より開始したと発表した。

「ノベルスフィア」は、ブラウザ上で動作するノベルゲームを制作・配信できるサービスで、1月18日よりβサービスの提供を開始。HTML5ベースのゲームエンジン「O2 Engine」を使うことで、Windows PC、Mac、iOS、Androidなど、幅広いプラットフォームに向けて、誰でもノベルゲーム作品が公開できる。

β3サービスでは、投稿された作品を有料で販売する機能が実装されている。有料ノベルは、ノベルスフィアの発行するポイントである「スフィアポイント」を用いて販売される。主要なクレジットカードによる決済に対応し、今後も決済手段を追加していく予定。販売手数料は原則として30%で、ノベルスフィアで作品を売り上げた制作者には売価の70%を支払うとのこと。

言語社では、近日中にインディーズゲーム作品「ファタモルガーナの館」の有料配信を開始する予定。「ファタモルガーナの館」は、インディーズゲームサークル「Novectacle」より2012年に発表され、高い完成度と意表を突く物語の展開により人気を博しているWindows用ノベルゲーム作品。今回の配信により、Windowsユーザだけでなく、Macやスマートフォンのユーザも楽しめる。



■O2 Engineの利用条件も緩和

このほか、O2 Engineを用いて制作した作品をノベルスフィア以外の場所や媒体で頒布・販売できる枠組みを導入することも発表。今回新たにWindowsアプリケーションとしてパッケージングする機能を提供する。O2 Engineを用いて制作した作品をノベルスフィア上で配信しつつ、CD-ROMやDVD-ROMに収録し、Windows用ゲームソフトウェアとして即売会やショップなどで頒布・販売することができる。個人・法人を問わず利用できる。



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