任天堂、「スマホに新作ゲーム情報や無料ミニゲームを提供」との一部報道 スマホ向け課金型ゲームの提供は見送りと伝える

1月28日付の日本経済新聞朝刊は「任天堂<7974>が、年内にも自社ゲーム機やソフトの販売を増やすためスマートフォン(スマホ)を積極的に活用する」と報道した。スマホ向けに新作ゲームの情報を提供するほか、ゲームの世界観を紹介した動画や無料のミニゲームを用意し、新規の顧客を掘り起こすという。スマホ向けに有料・課金型ゲームを直接提供することは見送る方針のようだ。

1月30日に発表する事業戦略にこれらの策を盛り込むとのこと。任天堂は1月17日に、2014年3月期通期の連結業績予想を大幅に下方修正するなど(関連記事)、ゲーム専用ハードを軸にしたビジネスは不振が続いている。

日経は記事のなかで、現在、据え置き型ゲーム機「Wii U」や携帯型の「3DS」の本体からダウンロードで購入できるソフトを、スマホからも購入できるようにするとも伝えている。
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
企業データを見る