LINE、「LINE」ユーザー3000名を対象にスマホ通話サービスの利用傾向を調査 長時間通話や友人への通話に「無料通話アプリ」を利用

LINEは、全国のスマートフォン(iPhone/Android)を所有する15~49歳のLINEユーザー3000名に対して、スマホでの各種通話サービスの利用傾向についての調査を実施し、その結果を2月18日に発表した。調査期間は2014年1月27日~2014年1月29日。

各種通話サービスは音声通話、無料通話アプリ・IP電話、格安通話サービスなど。4月の消費税の増税を控え、ユーザーの節約意識が高まるなか、スマートフォンにおいては通常の電話よ りも割安に通話できるサービスだけでなく、携帯電話キャリアによる通話料金を含めた定額料金制プランが登場している。ユーザーがどのような基準でスマホの音声通話を選択・利用しているかについて調査を実施した。

調査結果によると、ユーザーが音声通話機能を選ぶ時にもっとも重視しているのは「通話料金」で、長時間通話や「友人・知人」への通話に「無料通話アプリ」を利用する傾向があるという。一方、「IP電話/格安通話サービス」の利用回答が少ない理由としては、「どれを選べばよいかわからない」というのが多い。また、LINEの通話機能に対して「LINE利用者以外への発信」を求める声が多いという。
 

調査結果の概要


・音声通話機能選択の最重視点は「通話料金」、過半数の59%が「重視」

・9割強のユーザーが「一般音声通話(携帯電話の通話機能)」を利用、67%が「LINE無料通話」を利用し、用途・対象に応じて「一般音声通話」「無料通話アプリ」を使い分けている

・“5分未満”の短時間通話は「一般音声通話」、”30分以上”の長時間通話は「無料通話アプリ」と意識的に使い分ける傾向

・「家族・親族(同居/非同居)」と「店舗」への通話は「一般音声通話」、「友人・知人」への通話は「無料通話アプリ」を利用

・「IP電話/格安通話サービス」は、72%が「現在使っているものはない」と回答…理由は「どれを選べばよいかわからない」(32%)が最も高い

・LINE無料通話の満足度は過半数(54%)が「満足」と回答…理由は「無料で使えるから」(96%)「簡単に使えるから」(62%)で、『費用』と『利便性』が評価要因

・LINE無料通話に対して「あまり満足していない」(20%)「満足していない」(3%)と回答した利用者は、音質に不満を感じている

・LINEの無料通話機能に今後求める機能としては、「LINE利用者以外への発信」(66%)…固定電話や携帯電話番号などへの通話ニーズの高さが窺える

 
 
▼「【Q10】今後、LINEの通話機能に追加して欲しい機能を教えてください」の結果


■調査概要
・調査機関: 株式会社マクロミル
・回答者: スマートフォン(iPhone/Android)を所有するLINEユーザー(3000サンプル)
・調査期間: 2014年1月27日~2014年1月29日
・調査手法: インターネット調査
*四捨五入による端数処理のため、合計が100%にならないことがある。


■調査結果の詳細

LINEサイトのリリース資料
LINE株式会社
http://linecorp.com/

会社情報

会社名
LINE株式会社
設立
2019年12月
代表者
代表取締役社長 出澤 剛/代表取締役 慎 ジュンホ
企業データを見る