アクロディア<3823>は2月25日、2014年8月期通期の連結業績予想を下方修正した。修正後の売上高は従来予想と比べて8億円少ない38億円、営業利益は300万円少ない2.69億円となる。連結子会社でEC事業を手掛けるAMSが持分法適用関連会社になるため。
アクロディアが保有するAMS株の一部をAMSの代表取締役社長である村井眞一氏に売却するほか、AMSの発行する新株予約権付社債の新株予約権を権利者(村井氏が代表を務める会社)が行使する。この結果、AMSはアクロディアの連結子会社ではなくなる。
この件に関連して、アクロディアは特別利益5000万円の発生を見込むが、現在精査中のため、業績予想の純利益には反映していない。以下、今回の資本政策とAMSの概要となる。
なお、アクロディアによる今回の資本政策実施の理由は以下の通りだ。
アクロディアは昨年来ソーシャルゲームが好調に推移し、新事業としてモバイルBaaSに関する事業の立ち上げを実施。これらの事業が含まれるソリューション事業分野を強化しているという。
一方、EC事業分野では、AMSが提供する「ECフルフィルメントサービス」(商品調達以外、つまり検品、商品撮影、情報登録、在庫管理から受注後の顧客対応や梱包、発送まで含めたバックヤード部門を一括して請け負うサービス)が順調に拡大している。
アクロディアは強みであるソリューション分野へ経営資源をさらに集中させるとともに、AMSについては将来の株式公開を視野に入れ、独立性を高め経営の自由度を確保することで成長を加速させることが重要と判断し、今回の資本政策を実施する。
今後は、AMS代表取締役社長の村井眞一氏を中心としてAMSの成長をさらに加速させる方針だ。村井氏はカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の創業者の一人で、アパレル向けECにも多くの知見、人脈を持っているという。AMSは決算期を8月から3月に変更する予定という。
アクロディアは1月10日に14年8月期の業績予想を上方修正したばかり。上方修正からわずか1カ月半後に再修正を発表したことになる。
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AMS
アクロディアが保有するAMS株の一部をAMSの代表取締役社長である村井眞一氏に売却するほか、AMSの発行する新株予約権付社債の新株予約権を権利者(村井氏が代表を務める会社)が行使する。この結果、AMSはアクロディアの連結子会社ではなくなる。
この件に関連して、アクロディアは特別利益5000万円の発生を見込むが、現在精査中のため、業績予想の純利益には反映していない。以下、今回の資本政策とAMSの概要となる。
なお、アクロディアによる今回の資本政策実施の理由は以下の通りだ。
アクロディアは昨年来ソーシャルゲームが好調に推移し、新事業としてモバイルBaaSに関する事業の立ち上げを実施。これらの事業が含まれるソリューション事業分野を強化しているという。
一方、EC事業分野では、AMSが提供する「ECフルフィルメントサービス」(商品調達以外、つまり検品、商品撮影、情報登録、在庫管理から受注後の顧客対応や梱包、発送まで含めたバックヤード部門を一括して請け負うサービス)が順調に拡大している。
アクロディアは強みであるソリューション分野へ経営資源をさらに集中させるとともに、AMSについては将来の株式公開を視野に入れ、独立性を高め経営の自由度を確保することで成長を加速させることが重要と判断し、今回の資本政策を実施する。
今後は、AMS代表取締役社長の村井眞一氏を中心としてAMSの成長をさらに加速させる方針だ。村井氏はカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の創業者の一人で、アパレル向けECにも多くの知見、人脈を持っているという。AMSは決算期を8月から3月に変更する予定という。
アクロディアは1月10日に14年8月期の業績予想を上方修正したばかり。上方修正からわずか1カ月半後に再修正を発表したことになる。
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会社情報
- 会社名
- THE WHY HOW DO COMPANY株式会社
- 設立
- 2004年7月
- 代表者
- 代表取締役会長 田邊 勝己/代表取締役社長 篠原 洋
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高9億0100万円、営業損失5億1400万円、経常損失4億0500万円、最終損失5億8100万円(2021年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3823