LINEが新サービスを発表…固定・携帯電話番号へ低料金で通話できる「LINE 電話」、自分が制作したスタンプを販売できる「LINE Creators Market」など
LINEは、同社が運営する無料通話・無料メールスマートフォンアプリ『LINE』について、新サービス発表会「LINE Showcase 2014 Feb.」を表参道ヒルズスペースオーにて開催し、新サービスの発表を行った。
『LINE』は、ユーザー同士で、音声・ビデオ通話、スタンプメールが楽しめるコミュニケーションアプリとして、現在、登録ユーザー数は世界3億7,000万人を突破し、順調に成長を続けている。
その一方、世界的なスマートフォン市場の拡大、および、それに伴うモバイルサービス間の競争が一層激化していくなかで、『LINE』は、スマートフォン時代のコミュニケーションインフラとして更なる成長を図るべく、「BEYOND
LINE」をテーマに、新たな取り組みに挑戦していくという。
おもな発表内容は以下の通り。
公開予定:2014年3月 対象国:日本、アメリカ、メキシコ、スペイン、タイ、フィリピン
⇒「LINE 電話/LINE Call」紹介サイト
「LINE電話/LINE Call」は、『LINE』のアプリ上から、国内・国外問わず、一般の固定・携帯電話番号に低料金で電話をかけることができるサービス。LINEは、無料で音声・ビデオ通話を楽しめる機能を提供してきたが、利用はスマートフォンを持つ“LINEユーザー同士“のみに限定されていた。 今回、「LINE電話/LINE Call」を提供することにより、“LINEユーザー同士”という垣根を越え、さらなるコミュニケーションニーズに対応することになる。
【LINE電話/LINE Call」の特長】
1:LINEを利用しているユーザーであれば誰でもすぐに利用可能
初期設定などは不要で、LINEがインストールされていればすぐに使用できる。発信する際は、一般音声通話機能と同様、電話番号のキーパッド入力だけでなく、端末内の電話帳情報や通話履歴から発信先を選択することが可能。さらに、店舗や施設を中心とした日本国内650万件を超える電話番号データベースから、位置情報・カテゴリー・キーワードによって発信先を検索することもできる。なお、「LINE電話/LINE Call」からの着信先には、発信元の電話番号などが表示されるため、受信者側も違和感なく通話を受けられる。
2:クリアで途切れにくい、高い音声品質
「LINE電話/LINE Call」では、複数の大手回線事業者のプレミアム回線を採用し、通信量が多いことが見込まれる主要対地間の専用回線使用やOS・端末別最適化にも注力し、クリアで途切れにくい音声品質を実現。
3:国内・海外、固定・携帯問わず、低料金で通話可能
「LINE電話/LINE Call」は、初期費用や月額基本料金などは一切発生しないため、ユーザーは通話料金のみで利用できる。通話料金は、日本の固定電話への通話は、業界最低水準の料金となる、1分2円から・携帯電話への通話は1分6.5円から利用可能。また、日本以外の国への発信についても、アメリカや中国への通話は1分2円(固定・携帯)など、各国に低料金で利用できる。さらに期間限定キャンペーンとして、LINEの法人向けビジネスアカウント「LINE@」を導入している一部店舗と、電話番号データベースに登録されている一部の店舗や施設合わせた約130万件ヘは、無料で電話をかけることが可能。
【料金プランと決済方法】
料金プランは①利用する通話時間分を事前にチャージする「コールクレジット」と、②購入から30日間上限時間まで、よりお得に使える「30日プラン」の2つの方式から選択できる。決裁は、LINEアプリ内決済(「コールクレジット」のみ)、もしくはLINEウェブストアから購入方法を選んで利用可能。
◆コールクレジット
利用する通話時間分の金額を事前にチャージしておいて利用する方式。
*LINEアプリ内決済では、購入できるコールクレジットのパッケージが限られる。
*Google Play及びLINE ウェブストアで購入されたコールクレジットの保有期限は180日間。
*コールクレジットと実際の通話レートは、Apple社が定めるアプリの料金ルール変更に伴い、変動する可能性がある。
◆30日プラン
購入から30日間、“固定電話のみ通話可能“もしくは“固定電話・携帯電話に通話可能“という2つの方式で上限時間(サービス公開時は60分間パッケージのみ)利用でき、日本国内の固定電話・携帯電話への通話1分6.5円、固定電話限定だと通話1分2円と、「コールクレジット」よりも安い料金単価で通話することができる。
*LINEウェブストアでのみ購入できる。
*30日間の利用期限終了後に、通話可能残高を繰り越すことはできない。
*30日プランを利用できる通話先は、購入の際に選択した特定の国に限定される。
*固定電話への通話限定のパッケージは、対応していない国・地域がある。
日本以外の国・地域への発信の際の、料金体系についてはサービス公開時に案内される。
なお、本サービス提供に先立ち、2月27日よりLINE公式アカウント(@linecalljp)を公開し、友だち登録者先着10万人に、無料で100円分(国内携帯電話への通話7分相当・国内固定電話への通話33分相当)のクレジットをプレゼントするオープニングキャンペーンも実施。
「LINE ビジネスコネクト」は、公式アカウントの各種機能を企業向けにAPIで提供し、各企業がカスタマイズして活用できるサービス。「LINE ビジネスコネクト」を活用することにより、従来の企業公式アカウントのような、LINEユーザーへの一方通行のメッセージ配信だけでなく、特定のユーザーに対してより最適化されたメッセージを送り分けることができるようになる。
さらに、ユーザーの同意のもと、企業の持つ既存のデータベースや、自社システムとLINEアカウントを連携させることで、メッセージ配信ツールとしての域を超え、顧客管理(CRM)ツールや、業務ソリューションツールとしての利用も可能(※)にもなる。
※LINEでは、LINEアカウントに紐付いた各企業の顧客データを保持することはない。
たとえば、これらの機能を応用することによって、公式アカウントへピザのスタンプを送信するだけで宅配ピザの注文ができたり、レンタルしていた商品の返却日前日にLINEで通知を送ったり、LINEから位置情報を送信してタクシーの手配をしたりするなど、様々な可能性が広がる。
まずは、一部企業と連携してケーススタディを作り、段階的に導入企業を拡大していく予定とのこと。
公開予定:2014年4月頃 対象国:全世界
⇒「LINE Creators Market」紹介サイト
「LINE Creators Market」は、職業、年齢、プロ、アマチュア、個人・企業を問わず、LINEユーザーであれば誰でも自分が制作したスタンプを「LINE ウェブストア」上で販売できる新たなプラットフォーム。これまでは、LINEのオリジナルキャラクター・有名キャラクターのスタンプおよび、企業によるスポンサードスタンプのみを扱ってきたが、その枠を越え、誰もが世界3億7,000万人のLINEユーザーに向けてスタンプを制作・販売する機会を得ることができるように。
「LINE Creators Market」への登録・申請はすべて無料。LINEによる審査を経て、40種類のスタンプを1セット100円のパッケージで販売することができ、売上の50%が制作者に配分される。
LINEは、様々な国のユーザー・クリエイターがスタンプを制作・販売することにより、多様なニーズに対応することが可能になる。さらに、LINEの世界展開においても、スタンプのローカライズが加速することを期待しているとのこと。本日より、利用方法等ガイドラインをまとめたサイトをオープンし、4月以降にスタンプの審査受付および販売を開始する予定。
『LINE』は、ユーザー同士で、音声・ビデオ通話、スタンプメールが楽しめるコミュニケーションアプリとして、現在、登録ユーザー数は世界3億7,000万人を突破し、順調に成長を続けている。
その一方、世界的なスマートフォン市場の拡大、および、それに伴うモバイルサービス間の競争が一層激化していくなかで、『LINE』は、スマートフォン時代のコミュニケーションインフラとして更なる成長を図るべく、「BEYOND
LINE」をテーマに、新たな取り組みに挑戦していくという。
おもな発表内容は以下の通り。
■LINE 電話/LINE Call
公開予定:2014年3月 対象国:日本、アメリカ、メキシコ、スペイン、タイ、フィリピン
⇒「LINE 電話/LINE Call」紹介サイト
「LINE電話/LINE Call」は、『LINE』のアプリ上から、国内・国外問わず、一般の固定・携帯電話番号に低料金で電話をかけることができるサービス。LINEは、無料で音声・ビデオ通話を楽しめる機能を提供してきたが、利用はスマートフォンを持つ“LINEユーザー同士“のみに限定されていた。 今回、「LINE電話/LINE Call」を提供することにより、“LINEユーザー同士”という垣根を越え、さらなるコミュニケーションニーズに対応することになる。
【LINE電話/LINE Call」の特長】
1:LINEを利用しているユーザーであれば誰でもすぐに利用可能
初期設定などは不要で、LINEがインストールされていればすぐに使用できる。発信する際は、一般音声通話機能と同様、電話番号のキーパッド入力だけでなく、端末内の電話帳情報や通話履歴から発信先を選択することが可能。さらに、店舗や施設を中心とした日本国内650万件を超える電話番号データベースから、位置情報・カテゴリー・キーワードによって発信先を検索することもできる。なお、「LINE電話/LINE Call」からの着信先には、発信元の電話番号などが表示されるため、受信者側も違和感なく通話を受けられる。
2:クリアで途切れにくい、高い音声品質
「LINE電話/LINE Call」では、複数の大手回線事業者のプレミアム回線を採用し、通信量が多いことが見込まれる主要対地間の専用回線使用やOS・端末別最適化にも注力し、クリアで途切れにくい音声品質を実現。
3:国内・海外、固定・携帯問わず、低料金で通話可能
「LINE電話/LINE Call」は、初期費用や月額基本料金などは一切発生しないため、ユーザーは通話料金のみで利用できる。通話料金は、日本の固定電話への通話は、業界最低水準の料金となる、1分2円から・携帯電話への通話は1分6.5円から利用可能。また、日本以外の国への発信についても、アメリカや中国への通話は1分2円(固定・携帯)など、各国に低料金で利用できる。さらに期間限定キャンペーンとして、LINEの法人向けビジネスアカウント「LINE@」を導入している一部店舗と、電話番号データベースに登録されている一部の店舗や施設合わせた約130万件ヘは、無料で電話をかけることが可能。
【料金プランと決済方法】
料金プランは①利用する通話時間分を事前にチャージする「コールクレジット」と、②購入から30日間上限時間まで、よりお得に使える「30日プラン」の2つの方式から選択できる。決裁は、LINEアプリ内決済(「コールクレジット」のみ)、もしくはLINEウェブストアから購入方法を選んで利用可能。
◆コールクレジット
利用する通話時間分の金額を事前にチャージしておいて利用する方式。
*LINEアプリ内決済では、購入できるコールクレジットのパッケージが限られる。
*Google Play及びLINE ウェブストアで購入されたコールクレジットの保有期限は180日間。
*コールクレジットと実際の通話レートは、Apple社が定めるアプリの料金ルール変更に伴い、変動する可能性がある。
◆30日プラン
購入から30日間、“固定電話のみ通話可能“もしくは“固定電話・携帯電話に通話可能“という2つの方式で上限時間(サービス公開時は60分間パッケージのみ)利用でき、日本国内の固定電話・携帯電話への通話1分6.5円、固定電話限定だと通話1分2円と、「コールクレジット」よりも安い料金単価で通話することができる。
*LINEウェブストアでのみ購入できる。
*30日間の利用期限終了後に、通話可能残高を繰り越すことはできない。
*30日プランを利用できる通話先は、購入の際に選択した特定の国に限定される。
*固定電話への通話限定のパッケージは、対応していない国・地域がある。
日本以外の国・地域への発信の際の、料金体系についてはサービス公開時に案内される。
なお、本サービス提供に先立ち、2月27日よりLINE公式アカウント(@linecalljp)を公開し、友だち登録者先着10万人に、無料で100円分(国内携帯電話への通話7分相当・国内固定電話への通話33分相当)のクレジットをプレゼントするオープニングキャンペーンも実施。
■LINE ビジネスコネクト
「LINE ビジネスコネクト」は、公式アカウントの各種機能を企業向けにAPIで提供し、各企業がカスタマイズして活用できるサービス。「LINE ビジネスコネクト」を活用することにより、従来の企業公式アカウントのような、LINEユーザーへの一方通行のメッセージ配信だけでなく、特定のユーザーに対してより最適化されたメッセージを送り分けることができるようになる。
さらに、ユーザーの同意のもと、企業の持つ既存のデータベースや、自社システムとLINEアカウントを連携させることで、メッセージ配信ツールとしての域を超え、顧客管理(CRM)ツールや、業務ソリューションツールとしての利用も可能(※)にもなる。
※LINEでは、LINEアカウントに紐付いた各企業の顧客データを保持することはない。
たとえば、これらの機能を応用することによって、公式アカウントへピザのスタンプを送信するだけで宅配ピザの注文ができたり、レンタルしていた商品の返却日前日にLINEで通知を送ったり、LINEから位置情報を送信してタクシーの手配をしたりするなど、様々な可能性が広がる。
まずは、一部企業と連携してケーススタディを作り、段階的に導入企業を拡大していく予定とのこと。
■LINE Creators Market (ライン クリエイターズマーケット)
公開予定:2014年4月頃 対象国:全世界
⇒「LINE Creators Market」紹介サイト
「LINE Creators Market」は、職業、年齢、プロ、アマチュア、個人・企業を問わず、LINEユーザーであれば誰でも自分が制作したスタンプを「LINE ウェブストア」上で販売できる新たなプラットフォーム。これまでは、LINEのオリジナルキャラクター・有名キャラクターのスタンプおよび、企業によるスポンサードスタンプのみを扱ってきたが、その枠を越え、誰もが世界3億7,000万人のLINEユーザーに向けてスタンプを制作・販売する機会を得ることができるように。
「LINE Creators Market」への登録・申請はすべて無料。LINEによる審査を経て、40種類のスタンプを1セット100円のパッケージで販売することができ、売上の50%が制作者に配分される。
LINEは、様々な国のユーザー・クリエイターがスタンプを制作・販売することにより、多様なニーズに対応することが可能になる。さらに、LINEの世界展開においても、スタンプのローカライズが加速することを期待しているとのこと。本日より、利用方法等ガイドラインをまとめたサイトをオープンし、4月以降にスタンプの審査受付および販売を開始する予定。
会社情報
- 会社名
- LINE株式会社
- 設立
- 2019年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 出澤 剛/代表取締役 慎 ジュンホ