モブキャスト、韓国ゲームプラットフォームをオープン化…年内10タイトルの誘致を目指す。韓国でゲーム配信を行うパートナーを本格的に募集開始
モブキャスト<3664>は、2013年1月より開始した韓国でのゲームプラットフォーム事業をさらに発展させ、日本同様にモバイルゲームプラットフォームのオープン化を韓国でも開始することを発表した。
mobcast Korea inc.を設立以来、2013年3月末から配信をしている『モバサカ』韓国版は、会員が40万人を突破、ゲーム事業は順調に推移してきているという。そして今回、日本国内で2012年末から展開してきた「mobcast connect(パートナーゲーム配信システム)」をグローバル化、まずは韓国で展開するとのこと。
また、韓国市場の特性に適応するため韓国版プラットフォームは、マルチストア機能に対応し、Google PlayやApp Store、韓国のローカルストアであるT store、Nストア、U+ストアなど各ストアに対応したライブラリおよび各ストアのKPIを統合する管理ツールなどを提供していくという。これにより、ブラウザゲームでも各ストアを通じてネイティブアプリとして流通、統合的に管理ができ、アプリ間でのクロスプロモーションも容易に行うことができるようだ。
第1弾として配信開始するパートナー企業開発タイトルは、Acrodea Korea Inc.が運営する、KFA公式ライセンスゲーム『サッカー韓国代表2014ヒーローズ』となる。本日より事前登録を開始し、5月13日に配信を開始。
また韓国プラットフォームにおいても、基本概念「SVS(Social Victory Space)」を6月に導入、競い合うことを楽しむ空間を提供。これによって年内10タイトルのゲーム誘致を目標としている。また、mobcastでは韓国でのゲーム配信を行うパートナーの募集を本格的に開始。お問い合わせやパートナー申請は下記のURLより行うことができる。
■関連サイト
「mobcastコネクト」
会社情報
- 会社名
- 株式会社モブキャストホールディングス
- 設立
- 2004年3月
- 代表者
- 代表取締役CEO 藪 考樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3664