インタースペース、第2四半期の営業益は92.6%増の4.49億円に…ソーシャルアプリやリアルアフィリエイト、「ACCESSTRADE」の好調で

インタースペース <2122>は、本日(5月8日)、第2四半期(2013年10月~2014年3月期)の連結決算を発表し、売上高78億7900万円(前年同期比11.9%増)、営業利益4億4900万円(同92.6%増)、経常利益4億5000万円(同92.1%増)、四半期純利益2億5400万円(同199.7%増)となった。
 


インターネット広告事業が順調に拡大したことに加え、前年同期は赤字だったメディア事業が黒字となったことが主な要因だった。セグメント別の状況は以下のとおり。



■インターネット広告事業は、売上高71億9500万円(同10.0%増)、営業利益4億2900万円(同24.9%増)となった。

(1)主力のアフィリエイトサービス「アクセストレード」は、「金融」をはじめ、エステ・人材関連などを扱う「サービス」、健康食品などを扱う「Eコマース」カテゴリーにおいても、掲載メディア数が増加したこともあり、全カテゴリーとも堅調に推移し、売上高は前年同期比4.3%増となった。

(2)店舗アフィリエイトサービス「ストアフロントアフィリエイト」では、昨年度に引き続き新規店舗ネットワークの開拓、店舗獲得稼働率の底上げに注力したことに加え、携帯端末販売の季節要素、消費税増税及び各キャリアの販売施策変更による駆け込み需要も影響し、3月の端末販売が大幅に増加したことから、前年同期比31.3%増加した。

(3)今年度はスマートフォンに特化した部門を新設し、アプリ事業者向け広告サービスの拡充、リッチメディア広告の取扱いなど、引き続き商品開発の強化と売上増加に注力する。このほか、インドネシア、タイで海外版アフィリエイトサービス「ACCESSTRADE」のサービスを開始した。



■メディア運営事業は、売上高6億8300万円(同37.8%増)、営業利益2000万円(前年同期は1億1000万円の赤字)となった。

(1)ママ向けコミュニティサイト「ママスタジアム」の運営を行っており、前期より他社大型メディアサイトとの連携や芸能人コラムなど、コンテンツの改善・拡充に注力した結果、月間PV・ユニークユーザー数とも大幅に増加し、メディア広告売上も大幅に増加した。

(2)恋愛ソーシャルゲームでは、昨年7月にリリースした女性向け恋愛ゲーム「愛しのショコラティエ」、今年1月リリース「プリンセス・クローゼット」ともに、プロモーションによる月間ダウンロード数の増加や、ダウンロードからのユーザー課金率の改善、イベント効果なども影響し、前年同期比28.0%増と大幅に増加した。



■2014年9月期の見通し

2014年9月期は、売上高165億円(前期比8.7%増)、営業利益6億4200万円(同8.5%増)、経常利益6億3900万円(同7.1%増)、当期純利益3億1900万円(同61.7%増)だった。
 
株式会社インタースペース
https://www.interspace.ne.jp/

会社情報

会社名
株式会社インタースペース
設立
1999年11月
代表者
代表取締役社長 河端 伸一郎
決算期
9月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2122
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