駆け込むように各社から新作の発表ラッシュが続くモバイルゲーム市場。今回「Social Game Info」では、2014年5月リリースされた新作タイトルを厳選して10作品を一挙紹介。それぞれ当媒体が“注目した理由(ワケ)”も添えているため、今後の市場動向も踏まえ、ぜひ手隙の際に触れて見て欲しい。
(1).『グランブルーファンタジー』<アプリ版&PC版>(Cygames)
Cygames(サイゲームス)と、サイゲームス子会社のCyDesignationが「Mobage」で提供する新作ブラウザゲーム『グランブルーファンタジー』。本作は、「星の民」や「神々」を巡る物語や、「星晶獣」と呼ばれる獣の存在など、ファンタジックな世界観を基調としたソーシャルRPG。
これまで「Mobage」のブラウザ上で展開されていた本作であったが、5月1日にiOS/Android端末向けのアプリ版、5月15日にPC版としてGoogle Chrome版アプリをそれぞれ配信開始した。様々なプラットフォームで快適にプレイできるようになったほか、さらにテレビCMも後押しとなり、先日登録ユーザー数が100万人を突破。今後も話題を振りまいていく作品だ。
■注目している理由(ワケ)
■登録ユーザー数が100万人を突破(関連記事)
■アプリ版はApp StoreでTOP20入り(関連記事)、Google PlayはTOP30入り(関連記事)
■「Mobage」総合ランキングで首位を獲得(関連記事)
(2).『AKB48 ついに公式音ゲーでました。』(S&P)
ストラテジーアンドパートナーズ(S&P)は、本日(5月7日)、AKB48のメンバーが出演した、人気楽曲を使用したiOSとAndroid向けリズムアクションアプリ『AKB48 ついに公式音ゲーでました。』をリリースした。アプリのダウンロードは無料で、一部アイテム課金制。
本作は、AKB48の楽曲が楽しめる公式リズムアクションゲーム。ライブを成功させながらプレイヤーランクを上げることで、新しい楽曲やステージが開放され、ゲームを有利に進めることができる。また様々なステージをクリアすることでAKB48メンバーを集めることができ、自分だけのお気に入りのメンバーでユニットを結成し、AKB48劇場やドームなど、様々なシチュエーションでの本格的なライブが楽しめる。また操作はリズムに合わせたタップ&フリックを使用するだけでだれでも簡単に楽しめる。
■リリース1週間で50万ダウンロードを突破(関連記事)
■AKB48の新曲連動キャンペーンで売上ランキング上昇(関連記事)
(3).『モンスターハンターポータブル 2nd G for iOS』(カプコン)
カプコン<9697>は、2008年に発売されて以来、累計出荷本数400万本を突破し、多くの人々に「モンハン」の愛称で一般に広く認知されるきっかけとなった『モンスターハンターポータブル 2nd G』のiOSアプリ版を、5月8日にリリース。買い切り制アプリとして1600円で販売。なお、追加課金は一切無しとのこと。
本作のグラフィックには一部手が加えられており、フルHDを超えるほどの高解像度に対応している。また、iOSデバイスで操作するため、すべて画面をタッチ操作で行えるように最適化。そして『モンハン』の醍醐味である4人協力プレイは、Appleが提供するオンラインサービス「Game Center」のアカウント登録とWi-Fi通信を使用して、通信環境さえ安定していれば、ラグや遅延など一切なく快適にプレイできるのが特徴。もちろんロードやセーブも一瞬である。
■注目している理由(ワケ)
■買い切り制アプリにも関わらず売上ランキング10位を記録
■「スマートデバイスをゲーム機に」…次の世代のユーザー層を目指した意欲作(関連記事)
(4).『ファイナルファンタジー アギト』(スクウェア・エニックス)
スクウェア・エニックスが贈るiOS/Android端末向けに新作RPG『ファイナルファンタジー アギト』。本作は、 戦乱の続く世界「オリエンス」を舞台に救世主たる存在「アギト」を目指す若者たちの物語を描いたスマートフォン向けRPG。プレイヤーは、一人のアギト候補生となって仲間と交流したり、戦闘任務をこなして成長しながらオリエンスの新しい歴史を体験することができる。
参加プレイヤー全員で強大な敵の撃退をめざす「討伐任務」など、スマートフォンの特性を生かしたシステムを採用し、プレイヤー参加のライブ感あふれるRPGとなっている。
■注目している理由(ワケ)
■配信開始の次の日に売上ランキングでTOP30入り(関連記事)
■ユニーク登録数が50万人を突破(関連記事)
(5).『消滅都市』(グリーとWright Flyer Studios)
グリー<3632>とWright Flyer Studiosが手掛けた、スマートフォン向け完全新作『消滅都市』。本作は、現代の日本を舞台に、アクション、ドラマ、RPGを融合した新感覚のゲーム。指一本の簡単操作で、ドラマチックなストーリーと、爽快な横スクロールアクションを楽しめるという。プレイヤーは、タップとスワイプでランニングゲームのように華麗なアクションで都市を駆け抜けていく。
Wright Flyer Studiosは、2014年2月21日にグリーが設立したスマートフォン向けアプリの開発、運営を手がける新スタジオ。人類初の機械による有人飛行を成功させたライトフライヤー号になぞらえ、多くのユーザーに楽しんでもらえる新しいゲーム体験と驚きを提供すること、ゲームクオリティへのチャレンジをし続けることをポリシーとしている。
■注目している理由(ワケ)
■爆発的な伸びは無いものの、売上ランキングも上昇中…最高順位は90位
■物語に重きを置いた演出とシンプルなランニングゲームとしてライト層からも支持
(6).『League of War』(グリー<Funzio>)
グリー傘下のFunzioは、5月15日に3Dアクションストラテジーゲーム『League of War』をApp Storeでリリースした。基本無料の英語版ではあるが、日本のApp Storeからもダウンロードできる。
本作は、世界中で最強の軍事傭兵グループを目指して、敵の基地を攻撃したり、破壊したりしていく3Dアクションストラテジーゲーム。ひとりでバトルに挑む「シングルプレイ機能」だけではなく、「マルチプレイ機能」が搭載されており、リアルタイム性の高い同期バトルを楽しむこともできる。
■3Dゲームを得意とする独立系ゲーム開発会社MunkeyFunとの共同開発
■北米App Store売上ランキングでTOP50入り間近
(7).『ファームヒーロー』(King)
Kingの新作パズルゲーム『ファームヒーロー』の日本語版が登場。本作は、農園を舞台にした可愛らしいキャラクターといつでもどこでも楽しめる3マッチパズルゲームで、2014年1月より英語モバイル版が配信され、毎日約1.88億回プレイされているという。
可愛らしい「クロプシー」を制限回数内で3つ以上組み替えることでプレイできる。定期的に訪れるボス面では、農園の平和を乱す「アライグマのランシッド」と対戦。レベルは380以上用意されており、様々な種類のステージで可愛らしいクロプシー達を集めていく。
■App Store売上ランキングで世界124ヵ国でTOP5入り
■日本オフィス設立に伴い積極的なプロモーション展開への期待感(関連記事)
(8).『ONE PIECE トレジャークルーズ』(バンダイナムコとドリコム)
バンダイナムコゲームスが贈るiOS/Android端末向け新作アプリ『ONE PIECE トレジャークルーズ』は、マンガ「ONE PIECE」の原作・アニメに沿ったストーリーを冒険しながら、仲間を育成しては敵とバトルを繰り広げていくスマートフォン向けRPG。開発はドリコムが担当している。
個性的な各キャラクターの特性を活かして一味を組む戦略性で、バトル展開が大きく変化するほか、スマートフォンならではのタップ・スライドアクションや、アプリゲームだからこそ実現できる臨場感あふれる演出が魅力。さらに感動を呼ぶ、名場面の数々もゲーム内で蘇る。原作ファンはもちろん、 物語の始まりである「フーシャ村」のエピソードから収録しているため、これから「ワンピース」を知る人にもオススメとのこと。
■注目している理由(ワケ)個性的な各キャラクターの特性を活かして一味を組む戦略性で、バトル展開が大きく変化するほか、スマートフォンならではのタップ・スライドアクションや、アプリゲームだからこそ実現できる臨場感あふれる演出が魅力。さらに感動を呼ぶ、名場面の数々もゲーム内で蘇る。原作ファンはもちろん、 物語の始まりである「フーシャ村」のエピソードから収録しているため、これから「ワンピース」を知る人にもオススメとのこと。
■配信開始から4週間で400万ダウンロード突破(関連記事)
■売上ランキングでApp Store最高11位、Google Play最高13位を記録
■マンガ界の首領(ドン)…IPとしての牽引力はアプリ市場随一か
(9).『TwoDots』(Betaworks One)
Betaworks Oneは、世界中で人気を博した繋ぐ快感が味わえるパズルゲーム『Dots』の最新作、『TwoDots』をApp Storeで配信開始した。本作は、縦横で隣り合わせになっている同じ色のDots(点)を“繋いで消していく”シンプルなパズルゲーム。Dots(点)は1周させて繋ぐことで、対象の色を一瞬にして全て消すことも可能だ。
『TwoDots』では、ふたりの勇敢なDotsと一緒に極地ツンドラを横断したり、灼熱のジャングルを探検したり、深海に飛び込んだりと様々なシチュエーションが用意されている。現在レベル85まであるようだが、今後も新しいレベルが次々に登場する予定。
■注目している理由(ワケ)
■北米App Store売上ランキングで20位にランクイン
■App Store無料ランキングで世界61ヵ国で首位を獲得
(10).『Game of War – Fire Age』(Machine Zone)
『Clash of Clans』や『Candy Crush Saga』に続くヒットタイトルとして、Machine Zoneの戦略アクションMMORPG『Game of War – Fire Age』が、ついに日本上陸。本作は、自分の領地を発展させながら同盟の仲間と協力して制覇し、国王の座を目指していく、箱庭ストラテジーゲームだ。
ゲーム内容は、領地内に病院や兵舎、農地など、様々な施設を建設して領地を発展させつつ、軍事力を強化してワールドマップ上の各地に侵攻し領地拡大を目指していく。また、自国の英雄を育成したり、ほかのプレイヤーとの同盟を組んで協力したりすることも可能だ。また自動翻訳機能があり、チャットで他の言語のプレイヤーとコミュニケーションが取れる。
■注目している理由(ワケ)
■AppAnnieの調査で世界第4位の売り上げを持つアプリに(関連記事)
■App Store売上ランキングで世界42ヵ国で首位を獲得
■全世界32言語を日本語に即時翻訳する同時通訳チャットを搭載
■そのほか見逃せない2014年5月リリースの注目タイトル
■『メタルスラッグ ディフェンス』(SNKプレイモア)
・人気2DアクションSTG『メタルスラッグ』の世界観をモチーフにしたタワーディフェンス
・5月1日の配信開始からわずか17日間で300万ダウンロード達成
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■『大乱闘RPG ガーディアンハンター』(アプリボット)
・スマートフォン向けに提供する本格3DアクションRPG
・自らのパートナー「ガーディアン」を強化・進化させて育てられる
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■『Knights of Puzzelot』(Glu)
・ターン制パズルゲームと育成要素が融合した作品
・「武器」や「防具」をカスタマイズして自分好みのキャラクターを作成できる
⇒記事はこちら
■『ぐんたま~軍師の魂~』(コーエーテクモゲームス)
・戦国時代を舞台にした合戦パズルRPG
・音楽には「浜渦正志」氏を起用
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■『2014 FIFA WORLD CUP BRAZIL』(EA)
・FIFA公式ライセンスを受けたモバイルサッカーシミュレーションゲーム
・実名・実写で自分だけのドリームチームを作り、開催国ブラジルを舞台に試合に挑む
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■『ドラゴンコレクションRPG~少年と神狩りの竜~』(KONAMI)
・登録者数800万人を超える『ドラゴンコレクション(GREE)』の世界観を踏襲したスマホ向けRPG
・タップ&フリックの簡単操作により展開されるバトルはドラコレの属性相関を継承
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■『新テニスの王子様 パズル&テニス』(KONAMI)
・マンガ「新テニスの王子様」のキャラたちが、マスコットサイズになって登場するパズルRPG
・リリース直後はTOP50入りを早々に達成した
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■『マレフィセント Free Fall』(ディズニー)
・今夏公開予定の映画『マレフィセント』を題材にしたマッチングパズルゲーム
・世界観をさらに盛り上げる「マレフィセントの魔法」機能も魅力のひとつ
⇒記事はこちら
■『ダイス&モンスターズ』(Heretic Rag)
・「運」と「戦略」がモノを言う奥深いシステムを採用したダイスバトルゲーム
・倒したモンスターからスキル(100種以上)を奪ってスキルを組み替える成長システムあり
⇒記事はこちら
■『ゴールド リベリオン』(フジテレビとプレイハート)
・予知夢で見てしまった世界滅亡を阻止するべく立ち向かう本格ストーリー型RPG
・人気声優ユニットのプチミレディ(竹達彩奈さん、悠木碧さん)がメインキャラクターを担当
⇒記事はこちら
■『ソウルベイン』(アンビション)
・「やりこみ」と「キャッチーさ」をテーマにしたスマホ向けアクションバトルRPG
・可愛らしいSDキャラクターアニメーションや骨太のシナリオが特徴
⇒記事はこちら
■『8 Ball Pool』(Miniclip)
・世界中で人気を集めているビリヤードゲームの日本語版
・他のプレイヤーやFacebookの友人とリアルタイムでオンライン対戦が楽しめる
⇒記事はこちら
■『ぼくのレストラン3』(enish)
・自分だけのレストランを作っていくレストランシミュレーションゲーム第3弾
・300種類以上のレシピの中から様々な料理を作っておもてなしができる
⇒記事はこちら
■『テラリア』(スパイク・チュンソフト)
・2D横スクロール型モノづくりアクションアドベンチャーゲーム
・最大4人のアドホックマルチプレイに対応
⇒記事はこちら
■『ウチの騎士団長はどうやら、パズル感覚で戦闘指揮しているらしい』(DeNA)
・兵士を動かし同色3人を揃えて敵に攻撃するシンプルなカジュアルパズルRPG
・ステージクリアー後に得られる資金を使って軍を強化することも可能
⇒記事はこちら
■『モバノブ』(モブキャスト)
・コーエーテクモと共同開発した携帯合戦シミュレーションゲーム
・1日5分で楽しめる戦国国盗りバトル
⇒記事はこちら
■『run for money 逃走中』(フジテレビ)
・人気バラエティ番組「逃走中」の公式ゲームアプリ
・手に汗握る逃走劇…もちろん自首も可能
⇒記事はこちら
■『へい!恋愛一丁』(KOYONPLETE)
・マグロやイクラなどの寿司ネタを擬人化した新作乙女ゲーム
・鮮度抜群のイケメン寿司ネタたちとの奇妙な生活が送れる
⇒記事はこちら
【過去の新作特集】
⇒2014年4月リリース版
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