KDDI系列のmediba、2014年3月期の売上高は34%増の154億円…特損発生で3.8億円の最終赤字

KDDIの「auスマートパス」中心に広告事業やメディアプロデュース事業を手掛けるmedibaの第14期決算公告が、6月13日付の官報に掲載された。2014年3月期通期の売上高は前の期に比べて34%増の154億円、営業利益は7%増の15億円、経常利益は6%増の15億円だった。特別損失が14億円発生し、3.8億円の最終損失(前の期は6.9億円の最終黒字)に転落した。

同社はKDDIと博報堂DYメディアパートナーズといった広告代理店が出資。アドネットワーク事業も展開しており、アドネットワーク「mediba ad」、SSP(メディア側のオンライン広告取引プラットフォーム)「Ad Generation」を提供している。

2011年8月にノボットを子会社化し、スマートフォン向けアドネットワーク事業を拡大。2012年12月にはKDDIが保有する年齢や性別などのデータを活用したターゲティング広告配信サービスを開始した。2013年8月には、行動ターゲティング広告などアドテク事業を手掛けるスケールアウトを子会社化している。

また5月29日に、6月12日の株主総会で、社長が大朝毅氏から海本桂多氏に変わることも発表している。
 
株式会社mediba
https://www.mediba.jp/

会社情報

会社名
株式会社mediba
設立
2000年12月
代表者
代表取締役社長 新居 眞吾
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