ガルチは、ゲームエンジンUnity向けに「色覚異常シミュレーター for Unity」を開発した。本シミュレーターはUnityを利用した開発環境下において、色覚異常の色の感覚量を体感することを目的として開発されたものだ。
開発者側が本シミュレーターを利用することで、これまでは画面が見えづらいといった理由でゲームを楽しめなかった方が、快適にゲームやアプリが楽しめるようになった。また、実際に色の体感をしながら開発を行うことによって、配慮した色のバランス調整が容易に。
以前、ガンホーの人気アプリ『パズル&ドラゴンズ』でも「色覚サポート機能」を実装して話題となった(関連サイト)。ちなみに現在日本では男性の20人に1人、女性の500人に1人、日本全体では300万人、フランスでは男性6人に1人、世界全体では2億人を超えるとされる色弱者の方がいる。
ゲームでは、特定の色を組み合わせることが多々あるため、今後も色を識別しにくい方へのサポート機能の実装は、需要として高まっていきそうだ。
本シミュレーターは、Unityアセットストアよりオープンソースプログラムとして無料にて配布。
本機能は、Unityを用いたゲーム開発の場において、開発側がすばやくユニバーサルデザインに配慮したゲームのインターフェイスデザインを実現するために作られた。
一般色覚、P型色覚(Protanope)、D型色覚(Deuteranope)での色の見え方を再現し、これによりこれまでに気づきにくかった部分での色の配慮が実現しやすいものとなる。
▲シミュレーション適用前
▲P型シミュレーション適用後
▲メニューから「GULTI」を選択
▲オプション設定で簡単に切り替え可能
【カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)検証済み】
「色覚異常シミュレーター for Unity」は、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)の協力により、提供された資料を元にシミュレーションの構築・開発を実施。発色、精度の検証を行い、高い評価を得ているとのこと。検証結果は以下の通り。
▲クリックすると拡大
■「色覚異常シミュレーター for Unity」
開発者側が本シミュレーターを利用することで、これまでは画面が見えづらいといった理由でゲームを楽しめなかった方が、快適にゲームやアプリが楽しめるようになった。また、実際に色の体感をしながら開発を行うことによって、配慮した色のバランス調整が容易に。
以前、ガンホーの人気アプリ『パズル&ドラゴンズ』でも「色覚サポート機能」を実装して話題となった(関連サイト)。ちなみに現在日本では男性の20人に1人、女性の500人に1人、日本全体では300万人、フランスでは男性6人に1人、世界全体では2億人を超えるとされる色弱者の方がいる。
ゲームでは、特定の色を組み合わせることが多々あるため、今後も色を識別しにくい方へのサポート機能の実装は、需要として高まっていきそうだ。
本シミュレーターは、Unityアセットストアよりオープンソースプログラムとして無料にて配布。
■【機能】
本機能は、Unityを用いたゲーム開発の場において、開発側がすばやくユニバーサルデザインに配慮したゲームのインターフェイスデザインを実現するために作られた。
一般色覚、P型色覚(Protanope)、D型色覚(Deuteranope)での色の見え方を再現し、これによりこれまでに気づきにくかった部分での色の配慮が実現しやすいものとなる。
▲シミュレーション適用前
▲P型シミュレーション適用後
▲メニューから「GULTI」を選択
▲オプション設定で簡単に切り替え可能
【カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)検証済み】
「色覚異常シミュレーター for Unity」は、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)の協力により、提供された資料を元にシミュレーションの構築・開発を実施。発色、精度の検証を行い、高い評価を得ているとのこと。検証結果は以下の通り。
▲クリックすると拡大
■「色覚異常シミュレーター for Unity」