メディアドゥ、第1四半期の営業益は63％増の7200万円…LINEマンガ中心に電子書籍の売り上げが伸長

メディアドゥ<3678>は、7月7日、第1四半期（2014年3月～5月期）の決算を発表し、売上高17億3500万円（前年同期比44.9％増）、営業利益7200万円（同63.6％増）、経常利益7200万円（同67.4％増）、四半期純利益3800万円（同35.7％増）だった（前年同期との比較は決算説明会資料で計算）。

 
全体の売上高の90％近くを占める電子書籍事業が好調に推移したことが主な要因。同事業の売上高は前年同期比で59.8％増の15億2300万円となった。「LINEマンガ」での電子書籍の販売量がサービス開始以来順調に拡大した。「LINE」の登録ユーザー数拡大と無料コンテンツの配信、購入者に限定「LINEスタンプ」を提供するなどの施策が奏功したとのこと。

またゲーム事業に関しては、売上高が同42.3％減の4300万円、セグメント利益が114万円だった。「BADBOYS」や「花の慶次」のソーシャルゲームを提供しているが、新たに「mobcast」でも配信を開始したという。

 

■2015年3月期の見通し

2015年2月期の通期業績予想は、売上高80億1600万円（前期比44.6％増）、営業利益4億0300万円（同59.8％増）、経常利益4億0200万円（同76.1％増）、当期純利益2億1300万円（同21.0％増）を見込む。従来予想から変更はない。