【ゲーム株概況(9/3)】アクロディアが3日連続のストップ高 アクセルマークにも見直し買い入る

9月3日の東京株式市場では、日銀政策決定会合や米国雇用統計など重要イベントを控えて、主力株がもみあう中、東証マザーズ指数と日経ジャスダック平均が反発するなど新興市場が活況だった。個人投資家の動きが活発になっているとのことだった。とはいえ、ミクシィ<2121>やサイバーエージェント<4751>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>といった主力株の値動きは重く、相対的に値動きの軽い、時価総額100億円以下の銘柄が人気となった。

こうしたなか、アクロディア<3823>が3日連続のストップ高となった。前日比100円高の668円で取引を終えた。前日は「気迷い」を示す長い下ヒゲ小陽線となったものの、引き続き個人投資家を中心とする短期資金が集まった模様。ぶっ叩きアクションゲーム『ジャイアントハンマー』に対する期待を背景に短期資金が引き続き流入しているようだ。巨大なハンマーを使う巨人(ジャイアント)を操作して、群がる敵モンスターたちと戦うアクションゲーム(関連記事)。同社のこれまで手がけてきたこれまでのゲームアプリとは異なるもので、収益貢献が期待されているという。

アクセルマーク<3624>も前日比149円高の2455円で取引を終えた。特に目立った株価材料は観測されていないものの、アクロディア株式が急上昇するなか、同社株にも見直し買いが入ったようだ。第3四半期の決算説明会資料で、『ドラゴンパレード』や『Soul of Crystal』など新作スマートフォンアプリが公開されており、これをきっかけに急騰したことがある(関連記事)。表にはないが、ベクター<2656>も大幅高。
 
 
銘柄名 コード 現在値 前日比 前日比率
アクロディア 3823 668 100 17.61%
アクセルマーク 3624 2,455 149 6.46%
マーベラス 7844 1,285 40 3.21%
KLab 3656 1,886 35 1.89%
アエリア 3758 1,438 18 1.27%
ドリコム 3793 1,875 22 1.19%
ボルテージ 3639 1,668 16 0.97%
セガサミーホールディングス 6460 1,755 15 0.86%
エイチーム 3662 6,430 50 0.78%
オルトプラス 3672 1,231 7 0.57%
ケイブ 3760 2,262 6 0.27%
サイバーエージェント 4751 3,655 5 0.14%
ミクシィ 2121 5,360 0 0.00%
日本一ソフトウェア 3851 649 0 0.00%
ガンホー・オンライン・エンター 3765 552 0 0.00%
カプコン 9697 1,853 -5 -0.27%
バンダイナムコHLDGS 7832 2,890 -20 -0.69%
コナミ 9766 2,403 -20 -0.83%
グリー 3632 807 -8 -0.98%
ネクソン 3659 898 -10 -1.10%
コーエーテクモHD 3635 1,579 -20 -1.25%
任天堂 7974 11,905 -170 -1.41%
ディー・エヌ・エー 2432 1,281 -19 -1.46%
エイティング 3785 1,800 -28 -1.53%
モブキャスト 3664 950 -20 -2.06%
enish 3667 1,511 -34 -2.20%
クルーズ 2138 2,888 -76 -2.56%
スクウェア・エニックス・HD 9684 2,302 -64 -2.70%
ガーラ 4777 198 -7 -3.41%
コロプラ 3668 4,090 -145 -3.42%
アクセルマーク株式会社
http://www.axelmark.co.jp/

会社情報

会社名
アクセルマーク株式会社
設立
1994年3月
代表者
代表取締役社長 松川 裕史
決算期
9月
直近業績
売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3624
企業データを見る
THE WHY HOW DO COMPANY株式会社
http://www.acrodea.co.jp/

会社情報

会社名
THE WHY HOW DO COMPANY株式会社
設立
2004年7月
代表者
代表取締役会長 田邊 勝己/代表取締役社長 篠原 洋
決算期
8月
直近業績
売上高9億0100万円、営業損失5億1400万円、経常損失4億0500万円、最終損失5億8100万円(2021年8月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3823
企業データを見る