NTTレゾナントは、1月14日、米国のテストベンダーであるSOASTAとモバイル検証プラットフォーム事業において、アジア、ヨーロッパ、北米、インド、オーストラリアへのグローバル展開に関する提携を行うことで合意したことを発表した。
今回の提携により、高品質なモバイルアプリケーションの提供を目指す顧客に、数百台のスマートフォン端末実機を使ったモバイルアプリケーションの自動検証サービスを提供することが可能になる。このサービスは、SOASTAのモバイルアプリ自動テストソフト「TouchTest」とNTTレゾナントの安全なクラウド型アプリケーション検証サービス「Remote TestKit」の統合により実現した。
▼SOASTA トム・ルニボス氏コメント
モバイル端末は日々進化し、モバイルアプリケーションに求められる機能はより複雑なものへと変わり続けています。その結果、モバイルアプリケーション開発のテスト工程は飛躍的に複雑化し、革新的なテストソリューションが求められています。NTTレゾナントとSOASTAの新たなパートナーシップは、このようなモバイルアプリケーション開発の課題を抱えるお客様に対して、理想的なソリューションを提供するものになると確信しています。「Remote TestKit」と「TouchTest」を使えば、常に最新のモバイル端末上でテストを自動化できます。また、日本にいながら、グローバルなモバイル端末を使ってテストを実施することも可能になります。NTTレゾナントとSOASTAを組み合わせたテストプラットフォームを使うことで、低コストかつ短期間に、より高度なモバイルアプリケーションを世界中のエンドユーザーに提供することができるようになるでしょう。
▼NTTレゾナント代表取締役 若井昌宏氏コメント
「Remote TestKit」は、金融機関、ゲーム開発、Webサービス提供企業など既に多くの導入実績があります。「Remote TestKit」のユーザーは、今回の「Touch Test」との連携により、これまでのサービスに加えてモバイルアプリの更に便利な自動テスト機能をご利用いただけるようになりました。この自動テスト機能を使うと、1台の端末上で行った検証項目を他のすべての端末に自動で反映し検証を進めることができます。我々はこの新しいパートナーシップによってグローバルな販売の拡大を期待しています。
■SOASTAとNTTレゾナントサービスを相互接続した際のサービス特長
・手動自動問わず、モバイル端末の検証においてまるで実機のようなシームレスでスムーズな動きを実現
・実機を所有することなく数百台のテスト端末をクラウド上で管理が可能
・高機能な自動テストツール「Touch Test」へのシームレスな接続
・何台ものリモート端末にアプリケーションを同時インストール
・ジェスチャーや動きを伴うモバイルテストの記録管理
・単一テスト項目を複数端末に、また複数テスト項目を複数端末に自動で同時に実施
・何千何百もの端末の機能やパフォーマンスを同時測定可
・自動回帰テストに対応した継続的インテグレーションを実現
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