1月14日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比292.73円安の1万6794.98円となるなど続落し、再び1万7000円台を割り込んだ。日本時間の本日夜に米小売売上高(14年12月)の発表を控えていることから市場に警戒感が強く、朝方から下げ優勢の展開となり、さらに引けにかけて一段と売り込まれた。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、総じて軟調な推移が目立つ中、ガーラ<4777>がストップ高し、終値1633円と高値を更新した。また、モブキャスト<3664>が一時826円まで上昇するなど大幅高した。モブキャストは、『18~キミトツナガルパズル~』を近日配信(関連記事)することを発表しており、前場引け間際から一気に動意づく形となった。
半面、下げがきつかったのは、アクロディア<3823>だ。前日に続き、決算発表を目前とした警戒感から売り優勢の展開となった。
また、アクセルマーク<3624>も大幅安となった。ただ、同社が開発に携わっている『大乱闘!!ドラゴンパレード』の事前登録受付が1月21日終了と引け後に発表されており、まもなく配信開始となることが想定されるだけに、これが明日はどう評価されるのか、注目したいところだ。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社モブキャストホールディングス
- 設立
- 2004年3月
- 代表者
- 代表取締役CEO 藪 考樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3664